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演算子の優先順位のチェック

チェック ID: mathworks.jmaab_v6.mp_0010

ガイドライン: mp_0010:演算子の優先順位の記述方法

説明

優先順位の異なる演算子が含まれている式で、演算順序を明確化するための小かっこが使用されているかどうかをチェックします。

詳細については、演算子の優先順位を参照してください。

このチェックは、以下のターゲット コンポーネントの式に適用されます。

  • Simulink® 内の MATLAB Function ブロック。

  • Stateflow® チャート内の組み込みの MATLAB® 関数。

  • Stateflow MATLAB チャート内のステート、遷移、および真理値表。

  • モデルで参照されている外部 MATLAB ファイル。

このチェックには Simulink Check™ ライセンスが必要です。

チェックのパラメーター化

JMAAB モデリング ガイドラインはサブ ID を 1 つのみ提供するため、このチェックにはサブチェックは含まれません。

参考として、JMAAB モデリング標準組織で使用が推奨されているガイドライン サブ ID は以下のとおりです。

  • JMAAB — a

[モデル内で参照されている外部の .m ファイルをチェックします] を選択して、.m 拡張子のファイルを解析に含めます。既定では、このチェック ボックスは選択されています。

結果と推奨アクション

条件推奨アクション
優先順位の異なる演算子が含まれている 1 つ以上の式で、演算順序を明確化するための小かっこが使用されていない。小かっこを使用して演算順序が明確化されるように式を書き換えます。

機能および制限事項

  • Stateflow チャートのステートおよび遷移のラベルは解析されません。

  • 外部 MATLAB ファイルの対象外指定はサポートされていません。

  • ライブラリにリンクされたブロックの内容を解析します。既定では、入力パラメーター [リンクに従う][オン] に設定されます。

  • マスク サブシステムの内容を解析します。既定では、入力パラメーター [マスク内を表示][すべて] に設定されます。

  • ライブラリ モデルで実行されます。

  • ブロックおよびチャートの対象外指定が許容されます。

参考