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Mass (PB)

重力効果を伴う質点

R2024b 以降

  • Mass (PB) block

ライブラリ:
Simscape / Foundation Library / Translational / Elements

説明

Mass (PB) ブロックは、傾斜したレールに沿って移動する、重力効果を伴う質点を表します。重力はレールに沿った運動を引き起こすことができます。力の流れの方程式は次のとおりです。

facc=mv˙

facc=f+fgp

fgp=mgsin(θ)

ここで、

  • facc は質量加速度に比例する力です。正の力は質量を正方向に加速します。

  • f は質量に作用するネットワーク内の他の機械コンポーネントの合力です。

  • fgp は重力加速度の平行成分 (つまりレールに沿って作用する重力加速度) に比例する力です。

  • m は質量です。

  • v は質量の速度です。

  • g は重力加速度です。

  • θ はレールの傾斜角度です。

ネットワークにおける重力加速度とレールの傾斜角度は Mechanical Translational Properties (PB) ブロックで指定されます。詳細については、Interpreting Logged Forces in Mass Blocksを参照してください。

変数

シミュレーションの前にブロック変数の優先順位と初期ターゲット値を設定するには、ブロックのダイアログ ボックスまたはプロパティ インスペクターの [初期ターゲット] セクションを使用します。詳細については、ブロック変数の優先順位と初期ターゲットの設定を参照してください。

ノミナル値は、モデル内で予想される変数の大きさを指定する方法を提供します。ノミナル値に基づくシステムのスケーリングを使用すると、シミュレーションのロバスト性が向上します。ノミナル値はさまざまなソースから得られます。その 1 つがブロックのダイアログ ボックスまたはプロパティ インスペクターの [ノミナル値] セクションです。詳細については、ブロック変数のノミナル値の変更を参照してください。

端子

保存

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質量を物理ネットワークに接続する位置ベースの機械並進保存端子。

パラメーター

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質量の値。シミュレーション中、質量は一定です。

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2024b で導入