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この例では、コンフィギュレーション参照を使用して、個々のモデルを変更せずにモデル参照階層のコード生成ターゲットを選択する方法を説明します。
モデル例 slexConfigSetRefExample
を開きます。
open_system('slexConfigSetRefExample');
モデル slexConfigSetRefExample
のアクティブなコンフィギュレーション セットを開くには、[モデル化] タブで [モデル コンフィギュレーション パラメーター] ボタンをクリックします。
モデルが参照コンフィギュレーションを使用しているため、[コンフィギュレーション参照] ダイアログ ボックスが開き、参照コンフィギュレーション セットの読み取り専用のビューが表示されます。ダイアログ ボックスの上部の情報では、モデルがデータ ディクショナリ slexConfigSetRefData.sldd
にあるコンフィギュレーション セット Reference
を使用していることが示されます。この例では、Reference
は別のコンフィギュレーション参照である Configuration_ERT
を使用します。
モデル エディターで Model ブロック Amplifier
を右クリックし、[最上位モデルとして開く] を選択します。
open_system('slexConfigSetRefExample/Amplifier');
このモデルのアクティブなコンフィギュレーション セットを開きます。参照コンフィギュレーションの名前と場所は slexConfigSetRefExample
の場合と同じです。
コンフィギュレーション セットのパラメーター値を変更して適用する必要がある場合、いずれかの [コンフィギュレーション参照] ダイアログ ボックスの上部の [モデル コンフィギュレーション パラメーター] アイコンをクリックして、Configuration_ERT
を開き [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスで編集します。
参照コンフィギュレーション セットは ERT コード生成用にカスタマイズされています。コードを生成するには Ctrl+B キーを押します。
rtwbuild('slexConfigSetRefExample');
### Starting serial model reference code generation build ### Starting build procedure for: slexConfigSetRefMdlRef ### Successful completion of code generation for: slexConfigSetRefMdlRef ### Starting build procedure for: slexConfigSetRefExample ### Successful completion of code generation for: slexConfigSetRefExample
コード生成が完了すると、コード生成レポートが表示されます。
このモデルの場合、AUTOSAR コード生成用にカスタマイズされている別のコンフィギュレーション セット Configuration_AUTOSAR があります。[コンフィギュレーション参照] ダイアログ ボックスの上部の右端にあるドロップダウン リストで、[Configuration_AUTOSAR] を選択します。slexConfigSetREfExample
およびその参照モデルである slexConfigSetMdlRef
の両方は、コンフィギュレーション セット Configuration_AUTOSAR
を使用します。
コンフィギュレーション参照を編集したため、データ ディクショナリには未保存の変更があります。コンフィギュレーションがモデルの外部で保存されているため、モデルには未保存の変更はありません。
AUTOSAR パッケージをダウンロードしている場合は、AUTOSAR ターゲット用のコードを生成できます。モデル エディター ウィンドウで、Ctrl+B キーを押します。