MEX ファイルの引数
エクスターナル モードのインターフェイス MEX ファイルに渡す引数
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [インターフェイス]
説明
[MEX ファイルの引数] パラメーターでは、Simulink® エンジンとターゲット システム間の通信用にエクスターナル モードのインターフェイス MEX ファイルに渡す引数を指定します。
依存関係
このパラメーターを有効にするには、[エクスターナル モード] パラメーターを選択します。
設定
''
(既定値) | argument-list
TCP/IP トランスポート層との XCP 通信の場合、4 つのオプション引数があります。
ターゲット プロセッサのネットワーク名 –– たとえば、ターゲット プロセスが開発コンピューターの場合は
'localhost'
または IP アドレス'148.27.151.12'
。詳細レベル –– データ転送中に情報を表示しない場合は
0
、データ転送中に詳細情報を表示する場合は1
。TCP/IP サーバーのポート番号 ––
256
と65535
の間の整数値。既定値は17725
。指定したポートを、ターゲット ハードウェア上で実行する別の TCP/IP サービスで使用してはなりません。ファイル名の記号 –– ファイル形式は Windows® の場合は PDB、Linux® の場合は ELF。
シリアル トランスポート層との XCP 通信の場合、4 つのオプション引数があります。
詳細レベル –– 情報を表示しない場合は
0
、詳細情報を表示する場合は1
。シリアル ポート ID –– Windows では、
COM1
に対しては'COM1'
または 1、COM2
に対しては'COM2'
または 2 など。Linux では、'/dev/ttyS0'
など。ボー ––
1200
、2400
、4800
、9600
、14400
、19200
、38400
、57600
(既定値) または115200
。ファイル名の記号 –– ファイル形式は Windows の場合は PDB、Linux の場合は ELF。
TCP/IP インターフェイスでは、ext_comm
で次の 3 つのオプションの引数を使用できます。
ターゲット プロセッサのネットワーク名 –– たとえば、
'myComputer'
または'148.27.151.12'
。詳細レベル –– データ転送中に情報を表示しない場合は
0
、データ転送中に詳細情報を表示する場合は1
。TCP/IP サーバーのポート番号 ––
256
と65535
の間の整数値。既定値は17725
。選択したポートをターゲット ハードウェア上で実行する別の TCP/IP サービスで使用してはなりません。
シリアル トランスポートでは、ext_serial_win32_comm
で次の 3 つのオプションの引数を使用できます。
詳細レベル –– 情報を表示しない場合は
0
、詳細情報を表示する場合は1
。シリアル ポート ID ––
COM1
に対する1
など。ボー ––
1200
、2400
、4800
、9600
、14400
、19200
、38400
、57600
(既定値) または115200
。
リストの順序で引数を指定します。たとえば、詳細レベル (2 番目の引数) を指定する場合、ターゲット プロセッサのネットワーク名 (最初の引数) も指定しなければなりません。空白またはコンマを引数の区切り記号として使用できます。
'148.27.151.12' 1 30000
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 影響なし |
プログラムでの使用
パラメーター: ExtModeMexArgs |
型: 文字ベクトル |
値: 有効な引数 |
既定の設定: '' |
バージョン履歴
R2006a より前に導入