make コマンド
ビルド プロセスを開始するための make コマンドおよびオプション
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成]
説明
[make コマンド] パラメーターでは、ビルド プロセスを開始するために使用する make コマンドと makefile オプションを指定します。
メモ
このパラメーターは、ツールチェーン (ToolchainInfo) またはテンプレート makefile のビルド プロセスの設定で説明されているように、テンプレート makefile ベースのコード生成システム ターゲット ファイルを使用するようにモデルが構成されている場合に表示されます。
依存関係
このパラメーターは、[makefile の生成] を選択すると有効になります。
設定
make_rtw
(既定値)コード ジェネレーターがビルド プロセスの制御に使用する MATLAB® の内部コマンド。ビルドの開始時に、指定した make コマンドが呼び出されます。
各ターゲットには make コマンドが関連付けられ、システム ターゲット ファイルを選択するとその make コマンドが自動的に指定されます。
一部のサードパーティのターゲットでは、make コマンドが提供されます。ベンダーのドキュメンテーションを参照してください。
[make コマンド] フィールドに makefile オプションを指定できます。コード ジェネレーターにより、そのオプションが
make
ユーティリティのコマンド ライン呼び出しに渡され、さらに、コンパイラに渡される全体のフラグに追加されます。以下の例に示されているように、make コマンドの後にオプションを追加します。make_rtw OPTS="-DMYDEFINE=1"
makefile オプションの構文はコンパイラの種類によって異なります。
ヒント
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 推奨なし |
プログラムでの使用
パラメーター: MakeCommand |
型: 文字ベクトル |
値: 有効な make コマンド MATLAB 言語ファイル |
既定の設定: 'make_rtw' |
バージョン履歴
R2007a で導入