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extmodeBackgroundRun

エクスターナル モードのバックグラウンド アクティビティの実行

説明

errorCode = extmodeBackgroundRun(); は、たとえば、ネットワークのパケットの受信、パケットのプロトコル層の実行およびパケットの開発用コンピューターへの送信などのエクスターナル モードのバックグラウンド アクティビティを実行します。

リアルタイムの制約をもつスレッド内ではこの関数を呼び出さないでください。

この関数をその他のエクスターナル モードの関数と共に使用することにより、エクスターナル モード シミュレーション時の Simulink® とターゲット アプリケーションとの間の通信を有効にします。

エクスターナル モード通信の設定

この関数を関連する関数と共に使用した、エクスターナル モード通信の提供方法を示す擬似コードの例については、エクスターナル モード抽象化レイヤーを参照してください。

出力引数

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エラー コード。次のいずれかの値をもつ extmodeErrorCode_T 列挙型として返されます。

  • EXTMODE_SUCCESS (0) –– エラーは検出されませんでした。

  • EXTMODE_BUSY (-6) –– リソースのビジーが検出されました。後で試してください。

  • EXTMODE_INV_MSG_FORMAT (-7) –– エクスターナル モードの通信プロトコルによって無効なメッセージ形式が検出されました。

  • EXTMODE_INV_SIZE (-8) –– エクスターナル モードの通信プロトコルによって無効なサイズが検出されました。

  • EXTMODE_NOT_INITIALIZED (-9) –– エクスターナル モードはまだ初期化されていません。

  • EXTMODE_NO_MEMORY (-10) –– ターゲット ハードウェアには利用可能なメモリはありません。

  • EXTMODE_ERROR (-12) –– エクスターナル モードの一般的なエラーが検出されました。

  • EXTMODE_PKT_CHECKSUM_ERROR (-13) –– エクスターナル モードの通信プロトコルによってチェックサムの不整合が検出されました。

  • EXTMODE_PKT_RX_TIMEOUT_ERROR (-14) –– パケットの受信中にタイムアウト エラーが検出されました。

  • EXTMODE_PKT_TX_TIMEOUT_ERROR (-15) –– パケットの送信中にタイムアウト エラーが検出されました。

バージョン履歴

R2018a で導入