システム設計の説明のカスタマイズ
システム設計の説明レポートのカスタマイズされたバージョンを作成するにはレポート エクスプローラーを使用し、オプションとして、グラフィカル ユーザー インターフェイスを作成する MATLAB® ツールを使用できます。
既定では、カスタマイズされたバージョンのレポートを開いた場合、[システム設計の説明] ダイアログ ボックスは開きません。
レポート エクスプローラーを使用したレポートのカスタマイズ
Simulink® Report Generator™ でレポート エクスプローラーを使ってシステム設計の説明の設定ファイルをカスタマイズするには、次を行います。
[システム設計の説明] ダイアログ ボックスで [コンテンツのカスタマイズ] ボタンをクリックしてレポート エクスプローラーを開きます。
レポート エクスプローラーには、[システム設計の説明] ダイアログ ボックスで行った変更 (たとえばレポート名の変更) がすべて反映されます。
レポート エクスプローラーで、コンポーネントを追加または変更します。コンポーネントによるレポート コンテンツの追加および情報コンポーネントを参照してください。
次のように定義されている
sdd_custom_data
構造体を削除しないでください。sdd_custom_data = struct('model',bdroot,'rootSystem',gcs);
レポート生成の対象となったモデルを示す
model
引数、およびレポートの生成に使用するモデル内の最上位のシステムレベルを示すrootSystem
引数は変更できます。%StdRpt.getChecksum
のようにStdRpt
で始まる関数は削除または変更しないでください。
必要に応じてスタイル シートを変更します (スタイル シートのレイアウトを参照)。
カスタマイズされたレポートに
SDD_custom.rpt
以外の名前を付けて保存します。
カスタム レポートの設定ファイル用ダイアログ ボックスの作成
カスタム レポートのオプションを提供するために、[システム設計の説明] ダイアログ ボックスのようなダイアログ ボックスを作成できます。カスタム レポート用に作成したダイアログ ボックスは他のユーザーも使用でき、レポート エクスプローラーを使わなくても各自のニーズに合わせてレポートを調整することができます。