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カスタム コンポーネントの作成

提供されている MATLAB® Report Generator™ コンポーネントでは利用できない機能によってレポートを作成する場合、カスタム コンポーネントを作成できます。カスタム コンポーネントは、単一のコンポーネントを使用してレポート内に複雑なコンテンツを生成するのに役立ちます。たとえば、テーブルを作成して、プログラムした条件に基づいてそのテーブルにコンテンツを挿入するカスタム コンポーネントを作成できます。

カスタム コンポーネントの作成プロセスを完了したら、そのコンポーネントは他のコンポーネントと同じようにレポート設定ファイルで使用できます。

  1. レポート エクスプローラーを開きます。

  2. [ツール] メニューから、コンポーネント作成の選択肢の 1 つを選択します。

    Tools Menu in Report Explorer

    • カスタム コンポーネントを作成するには、[コンポーネントの作成] を選択する。

    • 既存のコンポーネントからカスタム コンポーネントを作成するには、[既存のコンポーネントから作成] を選択する。

    • 既存の Version 1 コンポーネントからカスタム コンポーネントを作成するには、[V1 からコンポーネントを作成] を選択する。

    ヒント

    また、レポート エクスプローラーの右側のプロパティ ペインで、[ユーザー定義の新規レポート コンポーネントを作成] リンクをクリックした場合も、カスタム コンポーネントを作成できます。

    レポート エクスプローラーは次のように表示されます。

    • 左側のアウトライン ペインは作成したコンポーネントの構造を表示する。

    • 中央のオプション ペインはコンポーネントに追加するプロパティのリストを表示する。

    • 右側のプロパティ ペインはコンポーネントのプロパティの動作を指定する。

    Report Explorer with Outline pane on the left, Options pane in the middle, and Properties pane on the right

  3. レポート エクスプローラーのプロパティ ペインで、コンポーネントのプロパティを指定します。

  4. コンポーネントのフレームワークを構成する MATLAB ファイルを編集して、コンポーネントが実行するタスクを指定します。

  5. コンポーネントをビルドします。

メモ

新しいコンポーネントまたはリビルドしたコンポーネントを使用する前に、MATLAB セッションを再起動しなければなりません。

参考

トピック