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admin-docker-agent
(システム コマンド) User Manager、Issue Tracker、およびその他の Polyspace Access アプリを管理するために Cluster Admin インターフェイスを起動
説明
admin-docker-agent
システム コマンドは、User Manager、Issue Tracker、およびその他の Polyspace® Access™ アプリを管理するための Cluster Admin インターフェイスを起動します。
例
既定では、"Cluster Admin" は HTTP プロトコルを使用します。"Cluster Admin" とクライアント マシン間でデータを暗号化するには、"Cluster Admin" に HTTPS プロトコルを構成します。この構成により、API Gateway サービスでも HTTPS が有効になり、その他すべてのサービスとクライアント マシン間の通信を処理するようになります。
Polyspace Access を複数のノードにインストールする場合、または --force-exposing-ports
を使用して "Admin" エージェントを起動する場合は、User Manager、Issue Tracker、および Polyspace Access サービスのそれぞれで HTTPS を構成する必要があります。これらのサービスで HTTPS を構成するには、[Cluster Dashboard] で [Configure Nodes] をクリックします。
openssl
ツールキットを使用して、自己署名 SSL 証明書と秘密鍵ファイルを作成します。
openssl req -newkey rsa:2048 -new -nodes -x509 -days 365 -keyout self_key.pem -out self_cert.pem
Common Name
(CN) は指定する必要があります。CN は、admin-docker-agent
を実行しているマシンの完全修飾ドメイン名 (FQDN) と一致している必要があります。このコマンドにより、証明書ファイル self_cert.pem
と秘密鍵ファイル self_key.pem
が出力されます。 マシンの FQDN を取得するには、Linux® ではコマンド hostname --fqdn
、Windows® ではコマンド net config workstation | findstr /C:"Full Computer name"
を使用します。
生成した証明書ファイルと秘密鍵ファイルを使用して admin-docker-agent
を起動し、hostName
(マシンの FQDN) を指定します。hostName
は、SSL 証明書の CN に対して入力した FQDN と一致している必要があります。以下のコマンドでは、これらのファイルの絶対パスを指定します。
Windows PowerShell | admin-docker-agent --hostname hostName` --ssl-cert-file absolutePathTo\self_cert.pem ` --ssl-key-file absolutePathTo\self_key.pem.pem ` --ssl-ca-file absolutePathTo\self_cert.pem |
Linux | ./admin-docker-agent --hostname hostName \ --ssl-cert-file absolutePathTo/self_cert.pem \ --ssl-key-file absolutePathTo/self_key.pem.pem \ --ssl-ca-file absolutePathTo/self_cert.pem |
これで、https://
を使用して、ブラウザーから "Cluster Admin" Web インターフェイスにアクセスできるようになりました。 hostName
:9443/admin
入力引数
"Cluster Admin" の接続設定を指定し、管理するためのオプション。
一般的なオプション
オプション | 説明 |
---|---|
| "Cluster Admin" を実行するマシンの完全修飾ドメイン名を指定します。HTTPS 構成オプションを使用する場合は、このオプションが必須です。 既定のホスト名は |
| "Cluster Admin" Web インターフェイスにアクセスするために使用する、サーバーのポート番号を指定します。 既定のポート値は 9443 です。 |
|
このファイルが存在しない場合は、"Cluster Admin" によって指定したフォルダーにファイルが作成されます。 ファイルが既に存在する場合、"Cluster Admin" はその内容を再利用して設定を構成します。 既定のフォルダーは現在のフォルダーです。 |
| Polyspace Access、User Manager、および Issue Tracker アプリが使用する、Docker® ネットワークの名前を指定します。 アプリで既定の Docker ネットワークが既存のネットワークと競合するかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。
IPAM.Config ノードを検査して、ネットワークで使用されている IP 範囲を確認します。場合によっては、ネットワーク管理者に連絡して、IP 範囲が他のサービスによって使用されているかどうかを判断する必要があります。networkName を確認するには、コマンド docker network ls を使用します。新しいネットワークを作成するには、docker network create を参照してください。 |
--force-exposing-ports | 単一のノードにすべてのサービスをインストールする場合に、それらのサービスのポートを公開するには、このオプションを指定します。公開されたポートのバインド先とする Docker ホストのポートを指定するには、[Cluster Admin] を開いて、[Configure Nodes] をクリックし、[Services] タブに移動します。 既定では、単一のノードにすべてのサービスをインストールする場合、それらのサービスのポートは公開されません。 単一のノードにすべてのサービスをインストールするものの、サード パーティのツールを使用してそれらのサービスのいずれかと通信する必要がある場合 (たとえば、PostgreSQL ユーティリティを使用して Polyspace Access データベースと通信する場合) に、このオプションを使用します。 |
--reset-password | "Cluster Admin" Web インターフェイスにログインするために使用するパスワードをリセットします。 |
--version | Admin エージェントのバージョン番号を表示します。 |
--help | ヘルプ メニューを表示します。 |
HTTPS 構成オプション
Windows システムでは、すべてのパスがローカル ドライブを指している必要があります。
オプション | 説明 |
---|---|
| SSL 証明書 |
| 証明書を生成するために使用した SSL 秘密鍵 PEM ファイルの絶対パスを指定します。 |
| 信頼できる認証機関の証明書の格納先とする、証明書ストアの絶対パスを指定します。たとえば、Linux Debian® ディストリビューションでは 自己署名証明書を使用している場合は、 |
--restart-gateway |
HTTPS 構成オプションに変更を加えるか、または別のポートを指定する場合は、このオプションを使用して "Gateway" サービスを再起動します。 |
新しいノードの構成オプション
複数のマシンに Polyspace Access をインストールする場合は、以下のオプションを使用して、それぞれのマシン上にノードを作成します。[Cluster Dashboard] で [Configure Nodes] をクリックし、[Services] タブを選択して、サービスを実行するノードを選択します。
ノードを作成する前に、admin-docker-agent
のインスタンスが既に実行されている別のマシンが少なくとも 1 台必要です。この別のマシンが、main
ノードをホストします。
オプション | 説明 |
---|---|
| "main" ノードをホストするマシンのホスト名とポート番号を指定します。 |
| 作成するノードの名前。"Cluster Admin" を起動した後、[Nodes] 設定の [Services] タブにある [Node] ドロップダウン リストに、このノードが表示されます。 |
バージョン履歴
R2020b で導入オプション -master-node
は、将来のリリースで削除される予定です。複数のマシンで実行するように Polyspace Access サービスを構成する際に "main" ノードを作成するには、代わりにオプション -main-node
を使用してください。
参考
MATLAB Command
You clicked a link that corresponds to this MATLAB command:
Run the command by entering it in the MATLAB Command Window. Web browsers do not support MATLAB commands.
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