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MATLAB Production Server Dashboard のセットアップとログイン

MATLAB® Production Server™ のオンプレミスのインストールで、ダッシュボードをセットアップ、起動、およびログインするには、以下の手順に従います。ダッシュボードを使用して、サーバー インスタンスを作成および管理できます。

ダッシュボードのセットアップ

警告

セットアップを完了するには、Windows® の管理者権限が必要です。

  1. 管理者権限でターミナルまたはコマンド ウィンドウを開き、MATLAB Production Server インストール ディレクトリ内の dashboard ディレクトリに移動します。

    プラットフォーム

    MATLAB Production Server Dashboard がインストールされる既定のディレクトリ

    Windows "(管理者)"

    C:\Program Files\MATLAB\MATLAB Production Server\R2023b\dashboard

    Linux®

    /usr/local/MATLAB/MATLAB_Production_Server/R2023b/dashboard
  2. setup オプションを指定して mps-dashboard スクリプトを実行し、プロンプトが表示されたら、ダッシュボード セットアップ用のディレクトリを指定します。

    MATLAB Production Server がインストールされているディレクトリへの書き込み権限と、ダッシュボードをセットアップするワークスペース ディレクトリへの書き込み権限が必要です。

    プラットフォーム

    ダッシュボード セットアップのスクリプト

    Windows "(管理者)"

    > mps-dashboard.bat setup

    以下に例を示します。

    > mps-dashboard.bat setup
    Specify a workspace directory for MATLAB Production Server Dashboard: C:\mps\dashboard

    Linux

    $ ./mps-dashboard.sh setup

    以下に例を示します。

    $ ./mps-dashboard.sh setup
    Specify a workspace directory for MATLAB Production Server Dashboard: /opt/mps/dashboard

    ダッシュボードが正常にセットアップされたことを通知するメッセージを受け取ります。

    ヒント

    ダッシュボードのセットアップ時にディレクトリを直接指定するには、setup オプションの後ろに -C オプションを使用してディレクトリ名を指定します。

    たとえば、Windows コマンド プロンプトで、「mps-dashboard.bat setup -C D:\mps\dashboard」と入力します。

    たとえば、Linux ターミナルで、「 ./mps-dashboard.sh setup -C /opt/mps/dashboard」と入力します。

    メモ

    mps-dashboard スクリプトが受け入れるオプションのリストを表示するには、? をオプションとして mps-dashboard スクリプトに渡します。

    たとえば、Windows コマンド プロンプトで、次のように入力します。

    mps-dashboard.bat ?

    たとえば、Linux ターミナルで、次のように入力します。

    ./mps-dashboard.sh ?

    オプションの完全なリストは、次のとおりです。

    setup | start | stop | remove | reset_admin_password

ヒント

ダッシュボードのログに文字化けが発生した場合は、サーバー マシンが UTF-8 エンコードを使用していることを確認します。ロケールの設定後に、mps-dashboard.bat setup を再度実行する必要があります。

ロケールの設定の詳細については、ロケールと表示言語の設定 (MATLAB)を参照してください。

ダッシュボードの起動

  1. 管理者権限をもたないユーザー アカウントでターミナルまたはコマンド ウィンドウを開き、MATLAB Production Server インストール ディレクトリ内の dashboard ディレクトリに移動します。

    ダッシュボードを開始するには、MATLAB Production Server Dashboard ワークスペース ディレクトリへの書き込み権限をもつ最小権限のユーザー アカウントで mps-dashboard スクリプトを実行することをお勧めします。

    プラットフォーム

    MATLAB Production Server Dashboard がインストールされる既定のディレクトリ

    Windows

    C:\Program Files\MATLAB\MATLAB Production Server\R2023b\dashboard

    Linux

    /usr/local/MATLAB/MATLAB_Production_Server/R2023b/dashboard

  2. start オプションを指定して mps-dashboard スクリプトを実行し、ダッシュボードを起動します。

    プラットフォーム

    ダッシュボードを起動するためのスクリプト

    Windows

    mps-dashboard.bat start

    Linux

    ./mps-dashboard.sh start

    ダッシュボードが起動したら、ダッシュボードが実行されているホストとポートを示すメッセージがターミナルに表示されます。既定のホストとポートは、それぞれ localhost9090 です。

    ヒント

    Windows のみ: ダッシュボード インスタンスを Windows のバックグラウンド プロセスとして実行するには、mps-dashboard スクリプトの前にコマンド start /B を追加します。

    例: start /B mps-dashboard.bat start

    メモ

    config.txt ファイル内で --node_server_port オプションを編集することで、ダッシュボードで使用される既定のポートを変更できます。config.txt ファイルは以下の場所にあります。

    プラットフォーム

    config.txt ファイルの場所

    Windows

    C:\Program Files\MATLAB\MATLAB Production Server\R2023b\dashboard\config\config.txt

    Linux

    /usr/local/MATLAB/MATLAB_Production_Server/R2023b/dashboard/config/config.txt

    セットアップ プロセスに他のカスタマイズを行うために、config.txt ファイルの関連部分を編集できます。

  3. Web ブラウザーを開き、前の手順で表示されたホストとポート番号を入力します。

    以下に例を示します。

    http://localhost:9090

ダッシュボードへのログイン

MATLAB Production Server Dashboard にログインするには、次の手順に従います。

  1. Web ブラウザーを開き、インストール プロセスの最後に表示されたホストとポート番号を入力します。

    以下に例を示します。

    http://localhost:9090

  2. ログイン画面で、ユーザー名とパスワードに以下の情報を入力します。

    ユーザー名: admin

    パスワード: admin

MATLAB Production Server Dashboard にログインしました。

管理者用パスワードのリセット

reset_admin_password オプションを指定して mps-dashboard スクリプトを使用すると、管理者用パスワードを変更できます。

プラットフォーム

管理者用パスワードをリセットするためのスクリプト

Windows

mps-dashboard.bat reset_admin_password

Linux

./mps-dashboard.sh reset_admin_password

警告

ダッシュボードがまだ実行中の間は、reset_admin_password オプションを実行しないでください。まず、stop オプションを指定して mps-dashboard スクリプトを使用し、ダッシュボードの実行を停止してから、管理者用パスワードをリセットしてください。

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