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クライアント認証の構成

HTTPS を使用する MATLAB® Production Server™ インスタンスに、信頼できるクライアント アプリケーションのみがアクセスできるようにするには、main_config サーバー構成ファイルで以下のプロパティを設定して、クライアント認証を要求するようにサーバー インスタンスを構成します。

  1. ssl-verify-peer-mode 構成プロパティを verify-peer-require-peer-cert に設定します。

  2. システムが提供する認証機関 (CA) ストア、サーバー固有の CA ストア、またはその両方を使用するようにサーバー インスタンスを構成します。

    次の構成プロパティを使用して、サーバー インスタンスで使用される CA ストアを制御します。

    • x509-ca-file-store は、クライアントを認証するための PEM 形式の CA ストアを指定します。

    • x509-use-system-store は、クライアントの認証にシステム CA ストアを使用するようにサーバー インスタンスに指示します。

      メモ

      x509-use-system-store は Windows® では動作しません。

  3. オプションとして、CA ストア内の証明書失効リスト (CRL) に従うようにサーバー インスタンスを設定することもできます。

    この動作は、サーバー構成で x509-use-crl プロパティを設定することで指定します。このプロパティを設定しない場合、サーバー インスタンスは CRL を無視し、失効した資格情報を使用してクライアントを認証する場合があります。

    注意

    x509-use-crl プロパティを追加する前に、サーバーの CA ストアに CRL リストを追加する必要があります。CA ストアに CRL リストが含まれていない場合、サーバーはクラッシュします。

以下の構成の抜粋では、システム CA ストアを使用してクライアントを認証し、CRL に従うようにサーバー インスタンスを構成します。

...
--https port
--x509-cert-chain ./x509/my-cert.pem
--x509-private-key ./x509/my-key.pem
--x509-passphrase ./x509/my-passphrase
--ssl-verify-peer-mode verify-peer-require-peer-cert
--x509-use-system-store
--x509-use-crl
...

クライアント認証を構成するには、HTTPS を使用するようにサーバーを構成する必要があります。

参考

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