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セキュリティ プロトコルの調整
MATLAB® Production Server™ の既定のセキュリティ設定では、eNULL 暗号スイートを除き、すべてのセキュリティ プロトコルおよび暗号スイートが有効になります。セキュリティのレベルを調整するには、ssl-protocols
および ssl-ciphers
のプロパティを使用します。
既定では、MATLAB Production Server インスタンスは TLSv1.2 を使用してクライアントとサーバー間の接続を保護しようと試みます。サーバーは、TLSv1、TLSv1.1、および TLSv1.2 を使用した接続をサポートします。ssl-protocols
プロパティを使用して、使用できる SSL プロトコルのリストを指定します。
たとえば、TLSv1.1 および TLSv1.2 プロトコルを無効にするには、以下の構成の抜粋を追加します。
--ssl-protocols TLSv1
TLSv1.1 と TLSv1.2 はリストに含まれていないため、サーバー インスタンスではこれらのプロトコルは有効になりません。
サーバー インスタンス構成の ssl-ciphers
プロパティを設定して、サーバー インスタンスで使用される暗号スイートを制限します。
たとえば、強度の高い暗号スイートのみを有効にするには、以下の構成の抜粋を追加します。
--ssl-ciphers HIGH
参考
Server Configuration Properties