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Python クライアントの作成
この例では、Python® クライアント API を使用して、MATLAB® Production Server™ クライアントを記述する方法を説明します。クライアント アプリケーションは、サーバー インスタンスにデプロイされた MATLAB 関数 addmatrix
を呼び出します。デプロイ用の関数の記述とコンパイルの詳細については、MATLAB Production Server 用のデプロイ可能なアーカイブの作成を参照してください。サーバーへの関数のデプロイについては、MATLAB Production Server へのアーカイブのデプロイを参照してください。
クライアント アプリケーションを記述するには、MATLAB Production Server Python クライアント ライブラリがシステムにインストールされている必要があります。詳細については、MATLAB Production Server Python クライアントのインストールを参照してください。
Python コマンド ライン インタープリターを開始します。
Python コマンド プロンプトに次の import ステートメントを入力します。
import matlab from production_server import client
MATLAB Production Server インスタンスへの接続を開いて、クライアント ランタイムを初期化します。
client_obj = client.MWHttpClient("http://localhost:9910")
関数に入力する MATLAB データを作成します。
a1 = matlab.double([[1,2,3],[3,2,1]]) a2 = matlab.double([[4,5,6],[6,5,4]])
デプロイされた MATLAB 関数を呼び出します。関数を呼び出すには、デプロイされたアーカイブの名前と関数の名前を知っていなければなりません。
関数を呼び出す構文は、
client.
です。archiveName
.functionName
(arg1
,arg2
, .., [nargout=numOutArgs
])client_obj.addmatrix.addmatrix(a1,a2)
出力は以下のようになります。
matlab.double([[5.0,7.0,9.0],[9.0,7.0,5.0]])
クライアント接続を終了します。
client_obj.close()
参考
matlab.production_server.client.MWHttpClient