センサーデータのローカルのログ記録

ネットワーク接続の有無にかかわらず、センサーデータはモバイルデバイス上でローカルに取得できます。センサーデータをデバイスから MathWorks^® Cloud にストリーミングする代わりに、この代替方法を使用してセンサーデータを収集できます。これは特に、デバイスにネットワーク接続がない場合にセンサーデータを収集する際に特に役立ちます。

デバイスで [自動アップロード] が有効な場合は、センサーログを手動で転送する必要がありません。WiFi 接続またはセルラー接続 (選択した場合) が使用可能なときに、ログが自動でアップロードされます。

[自動アップロード] を有効にしていない場合は、センサーログを手動で転送できます。

手順 1.センサーデータの収集

メニューアイコンをタップし、次に [センサー] をタップします。
トグルスイッチを使用して、データの収集元のセンサーをオンにします。
[ストリーム先] をタップしてから (まだ選択していない場合)、[ログ] を選択します。
データの収集を開始するには、[開始] をタップします。
データの収集を停止するには、[停止] をタップします。
ポップアップで、ログファイルの既定の名前を受け入れるか、名前を変更して、[保存] をタップします。
既定のファイル名は、sensorlog の後に日付とタイムスタンプを付加したもので、たとえば sensorlog_20180616_102034 のようになります。この例では、最初の 4 桁が年、次の 2 桁が月、次の 2 桁が日です。つまり、2018 年 6 月 16 日です。アンダースコアの後の数字は、時、分、秒であり、この例では 10 時 20 分 34 秒です。
ログが保存され、ログの視覚的なインジケーターが、画面右下のセンサーログボタン上に表示されます。アイコン上の赤の数字は、保存したログの件数を示します。ログをさらに収集して保存すると、この数字は大きくなります。

データをさらに収集して保存するには、これらの手順を繰り返します。

手順 2.センサーログの転送

センサーログを MATLAB^® Drive™ に転送します。

センサーログの自動アップロード
[自動アップロード] が有効でなければなりません。デバイスにネットワーク接続がある場合、ログファイルは MATLAB Drive に自動的にアップロードされます。ネットワーク接続がない場合、デバイスがネットワーク接続 (WiFi またはセルラー、選択した場合) を次に検出したときに、ファイルが自動的にアップロードされます。
センサーログの手動での転送
[自動アップロード] がオフの場合、ファイルを MATLABDrive に手動でアップロードできます。[センサーログ] をタップします。[デバイス上のログ] で、アップロードするファイルを左にスワイプするか (iOS)、ファイル名の横にある 3 つのドットをタップし (Android)、[アップロード] をタップします。

ファイルのアップロード中には、ログ名の横で進行状況インジケーターが回転します。アップロードが完了すると、正常時のクラウドアイコン Upload successful cloud icon が表示され、MATLAB Drive にファイルが正常にアップロードされたことを示します。ファイルをアップロードできなかった場合、MATLAB Mobile™ は失敗時のクラウドアイコン Upload failed cloud icon を表示します。