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受講者の解答の実行時間制限
MATLAB® Grader™ は、60 秒の実行時間制限を適用します。受講者が [実行]、[関数の実行]、または [提出] をクリックすると時計がスタートし、ソフトウェアが出力と評価テストの結果を返すと停止します。合計実行時間が制限を超えると、受講者は次のエラー メッセージを受け取ります。"解答の実行と評価中に、サーバーがタイムアウトしました。"
受講者がエラーなしで解答を実行できる場合でも、提出時にタイムアウト エラーを受け取る可能性があります。この状況は、模範解答と評価テストの合計実行時間が制限を超えた場合に発生します。
模範解答に対して必要な実行時間を見積もるには、MATLAB Online™ を使用して解答を実行します。MATLAB Online の計算環境は MATLAB Grader と似ています。次に、評価項目がスクリプトであるか関数であるかに基づいて、提出の実行時間を見積もります。評価項目の実行時間が 60 秒を超える可能性があると見積もられる場合は、評価項目を再設計するか削除します。
スクリプト評価項目
スクリプト評価項目では、受講者が [実行] をクリックすると、解答が 1 回実行されます。受講者が [提出] をクリックすると、MATLAB Grader は次の一連のアクションを実行します。
模範解答
受講者の解答
すべての評価テスト (逐次)
タイムアウト エラーは通常、受講者の解答内のエラー、非効率なコード、または画面への過剰な出力によって発生します。
関数評価項目
関数評価項目では、受講者が [関数の実行] をクリックすると、[関数を呼び出すコード] 内のコードが 1 回実行されます。受講者が [提出] をクリックすると、評価テストが順番に実行されます。各評価テストでは、受講者の関数と模範関数が実行されます。
たとえば、3 つの評価テストを含む評価項目を提出すると、各評価テストに対して受講者の解答と模範解答が 1 回ずつ実行されます。受講者の解答と模範解答の実行にそれぞれ約 10 秒かかる場合、推定実行時間は 60 秒になります。受講者はタイムアウト エラーを受け取る可能性があります。