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MATLAB Grader でのコースと課題の作成
MATLAB® Grader™ は、コースに含めることができる対話型の MATLAB 評価項目を作成するための、ブラウザーベースの環境です。コースには課題が含まれ、課題には評価項目が含まれます。
コースがアクティブになると、受講者は評価項目を表示し、MATLAB コードを記述して実行し、解答を提出できます。MATLAB Grader は自動的に評価テストを実行し、スコアを計算します。受講者の進捗状況を追跡し、受講者の提出物を表示できます。
MATLAB Grader にアクセスするには、grader.mathworks.com
で MathWorks® アカウントにログインします。
コースの設定
MATLAB Grader でコースを作成するには、[コース] タブで [コースの作成] をクリックします。MATLAB Grader によって、タイトルや説明など、コースの詳細を入力するように求められます。説明には、書式設定済みテキスト、イメージ、数式、リンクを含めることができます。たとえば、シラバスやその他のコース資料へのリンクを含めることができます。コースの日付範囲と受講者が解答内で使用できる MathWorks 製品も指定できます。
日付範囲の設定
[開始] ボックスと [終了] ボックスで指定した日付によって、コースが受講中か非アクティブかが決まります。
未来の開始日を指定した場合、コースはその日付まで非アクティブになります。非アクティブなコースを見ることができるのは講師のみです。
コースは、開始日から終了日までが受講中になります。コースが受講中になると、コース内の表示可能な課題はアクティブとなり、受講者は公開された評価項目にアクセスできます。コースは、指定されたタイム ゾーンの開始日の 12:00 AM に、非アクティブから受講中に自動的に変更されます。
終了日を過ぎると、コースは受講者の [過去のコース] ページに移されます。
製品の指定
すべてのコースには、受講者による MATLAB へのアクセスが含まれます。受講者に追加の MathWorks 製品へのアクセスを許可するには、それらの製品をコースに追加します。
受講者が解答内で使用できるのは、MATLAB および指定された製品のみです。ただし、受講者の解答をチェックするために記述するコードでは、すべての MathWorks 製品を使用できます。
MATLAB Grader は、最新の MathWorks リリースのすべての製品について、現在のバージョンへのアクセスを提供します。
コースへの課題の追加
コース内に、評価項目を含む課題を追加します。[課題の追加] をクリックします。
課題にはタイトルが必要です。また、課題には、書式設定済みテキスト、イメージ、数式、リンクを使用した説明を含めることができます。課題の日付範囲と受講者の提出を制限するかどうかも指定できます。
日付範囲の設定
課題は、[解答の開始日時] フィールドで指定した日時から [解答の提出期限] フィールドで指定した日時までアクティブになります。課題がアクティブになると、受講者は課題内の公開された評価項目にアクセスできます。
提出の制限 (オプション)
既定では、受講者が解答を提出できる回数に制限はありません。受講者が解答を提出すると、MATLAB Grader は指定されたテストを使用して解答をチェックし、受講者にフィードバックを提供します。複数回の提出を許可した場合、受講者はエラーに対処し、間違いからリアルタイムで学習できます。
制限を設定するには、[提出回数] を [制限あり] に変更し、1 以上の数値を指定します。
受講者には提出を行った回数と残りの回数が表示されます。
受講者が提出の制限に達した場合、MATLAB Grader によって受講者に最終の提出であることの確認が求められます。
評価項目の追加
課題を保存した後、課題に評価項目を追加できます。新しい評価項目を作成したり、問題集の 1 つから既存の評価項目を選択したり、"Getting Started with MATLAB Grader" 問題集からサンプルの評価項目を選択したりできます。この問題集には、開始点として使用できるサンプル評価項目が含まれています。詳細については、MATLAB Grader での評価項目の作成を参照してください。