MAT ファイル アプリケーションの共有
MATLAB® では、MAT ファイル アプリケーションの作成に共有ライブラリ ファイルが必要です。またこれらのファイルのランタイム バージョンも、他のシステムに展開する MAT ファイル アプリケーションと共に展開しなければなりません。これらのライブラリは
フォルダーにあります。matlabroot
/bin/arch
オペレーティング システム別のライブラリ ファイル名
Windows® | Linux® | Mac |
---|---|---|
libmat.dll | libmat.so | libmat.dylib |
libmx.dll | libmx.so | libmx.dylib |
ビルド コマンドで他のランタイム ライブラリを指定する場合は、これらのライブラリがエンド ユーザーのコンピューターに存在しなければなりません。これらのライブラリ ファイルは、libmx
ライブラリと同じフォルダー内になければなりません。以下の表に記したプラットフォーム別のコマンドを使用して、これらのライブラリを特定できます。
ライブラリ依存のコマンド
Windows | Linux | macOS |
---|---|---|
Dependency Walker についての以下の指示を参照 | ldd -d libmat.so | otool -L libmat.dylib |
Windows システムでのライブラリ依存関係を検出するには、サードパーティ製品の Dependency Walker を使用します。この無料のユーティリティは、Windows モジュールをスキャンして、すべての依存モジュールの階層ツリー ダイアグラムを作成します。検出されたモジュールごとに、そのモジュールによってエクスポートされるすべての関数と、それらの関数のうち他のモジュールによって呼び出されるものがリストされます。Dependency Walker の使用の詳細については、How do I determine which libraries my MEX-file or stand-alone application requires? を参照してください。
libmat.dll
ファイルを [Depends] ウィンドウにドラッグ アンド ドロップします。依存ライブラリを特定し、IDE 構成に追加します。