C MEX ファイルでのスパース配列の処理

C 行列 API には、MEX ファイル内からスパース配列を作成し操作することが可能な一連の関数が用意されています。これらの API ルーチンは、スパース配列に関連付けられている 2 つのパラメーター ir および jc にアクセスし操作します。MATLAB® がスパース配列を格納する方法の詳細については、C/C++ アプリケーションにおける MATLAB 配列を参照してください。

fulltosparseIC.c の例では、スパース行列にデータを入力する方法を示します。

例をビルドします。

mex -R2018a fulltosparseIC.c

5 行 5 列の完全な単位行列を作成します。

full = eye(5)

full =
     1     0     0     0     0
     0     1     0     0     0
     0     0     1     0     0
     0     0     0     1     0
     0     0     0     0     1

fulltosparseIC を呼び出して、対応するスパース行列を作成します。

spar = fulltosparseIC(full)

spar =
   (1,1)        1
   (2,2)        1
   (3,3)        1
   (4,4)        1
   (5,5)        1

参考

トピック