C++ エンジン アプリケーションを MATLAB Compiler SDK アプリケーションに変換
MATLAB® Compiler SDK™ API を使用するようにコードを変更することで、エンジン アプリケーションを展開することができます。この API の詳細については、MATLAB データ API を使用した C++ アプリケーションへのデプロイ (C++11) (MATLAB Compiler SDK)を参照してください。同等の Compiler SDK C++ 値を使用するには、次のように変更します。
ヘッダー ファイル
MatlabCppSharedLib.hpp
名前空間
matlab::cpplib
クラス名
matlab::cpplib::MATLABApplication
Compiler SDK では CTF (ライブラリ アーカイブ ファイル) のパスを設定する必要があります。以下に例を示します。
const std::u16string U16STR_CTF_NAME = u"libtriangle.ctf"; auto lib = mc::initMatlabLibrary(app, U16STR_CTF_NAME);
Sierpinski 関数を呼び出すアプリケーション
この例は、Sierpinski の三角形の点を計算する MATLAB 関数 sierpinski
を呼び出すエンジン アプリケーションです。例では、MATLAB Compiler SDK で実行されるようにエンジン コードを変更する方法を説明します。
Compiler SDK がある場合は、
フォルダー内のグラフィカルな Sierpinski 関数 sierpinski.m を使用することができます。matlabroot
/extern/examples/compilersdk/c_cpp/triangle
このコードをファイル triangleEngine.cpp
にコピーします。
エンジン アプリケーション triangleEngine.cpp
同等の Compiler SDK C++ 値を使用するようにコードを変更します。
次のコードを triangleSDK.cpp
にコピーして、ファイルを triangleEngine.cpp
と比較すると、Sierpinski 関数の呼び出しに関連するその他の変更を確認できます。
関連するトピック
- MATLAB データ API を使用した C++ アプリケーションへのデプロイ (C++11) (MATLAB Compiler SDK)
- C++ エンジン プログラムのビルド要件