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mxCreateNumericMatrix (Fortran)

Fortran 構文

#include "fintrf.h"
mwPointer mxCreateNumericMatrix(m, n, classid, ComplexFlag)
mwSize m, n
integer*4 classid, ComplexFlag

説明

mxCreateNumericMatrix を使用して、2 次元の mxArray を作成します。classid は、配列内の要素の数値データ型を指定します。

次の表は、MATLAB® クラスに相当する Fortran の型を示しています。

MATLAB クラス名

Fortran の型

int8

BYTE

int16

INTEGER*2

int32

INTEGER*4

int64

INTEGER*8

single

REAL*4
COMPLEX*8

double

REAL*8
COMPLEX*16

mxArray の使用が終わったら、mxDestroyArray を呼び出します。関数 mxDestroyArray は、mxArray とそれに関連する実数要素と虚数要素の割り当てを解除します。

入力引数

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行数。mwSize として指定します。

列数。mwSize として指定します。

クラス識別子。integer*4 として指定します。classid 引数は、メモリでの数値データの表現方法を決定します。関数 mxClassIdFromClassName を使用して MATLAB クラス名から classid 値を導き出します。

複素数配列インジケーター。0 または 1 として指定します。

mex -R2018a コマンドでビルドされたアプリケーションの場合、関数は各データ要素を 0 に初期化します。

その他すべての mex リリース固有のビルド オプションの場合、関数は配列 pr で各要素を設定します。ComplexFlag1 の場合、関数は配列 pi0 に設定します。

出力引数

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mxChar 型の mxArray へのポインター。成功した場合は mwPointer として指定します。

関数は、mxArray を作成するのに十分な空きヒープ領域がない場合、失敗します。

  • MEX ファイル — 関数は MEX ファイルを終了し、制御を MATLAB プロンプトに戻します。

  • スタンドアロン (非 MEX ファイル) アプリケーション — 関数は 0 を返します。

次の Fortran ステートメントは、虚数部のない REAL*4 要素を含む 43 列の行列を作成します。

C      Create 4x3 mxArray of REAL*4
       mxCreateNumericMatrix(4, 3,
     +                mxClassIDFromClassName('single'), 0)

バージョン履歴

R2006a より前に導入