engOpen (Fortran)

MATLAB エンジンセッションの開始

Fortran 構文

#include "engine.h"
mwPointer engOpen(startcmd)
character*(*) startcmd

説明

engOpen は、MATLAB^® を計算エンジンとして使用するための MATLAB プロセスを開始します。

Windows プラットフォーム

engOpen はデスクトップなしで MATLAB を起動します。この関数は MATLAB への COM チャネルを開きます。インストール中に登録した MATLAB ソフトウェアが起動します。インストール中に登録しなかった場合は、COM サーバーとしての MATLAB の登録を参照してください。

UNIX プラットフォーム

UNIX^® システムでは、engOpen は以下を行います。

2 つのパイプを作成します。
新しいプロセスを分岐します。MATLAB (親) ソフトウェアからエンジンプログラム (子) 内の 2 つのファイル記述子に stdin と stdout を渡すようにパイプを設定します。
MATLAB ソフトウェアを実行するコマンド (リモート実行の場合は rsh) を実行します。

入力引数

すべて展開する

`startcmd` — MATLAB の起動コマンド
`character()` | `NULL`

MATLAB の起動コマンド。character*(*) として指定します。

Windows^® システムでは、startcmd 文字列は NULL でなければなりません。

UNIX システムでは、次のようになります。

startcmd が NULL または空の文字列の場合、engOpen はコマンド matlab を使用して現在のホストで MATLAB プロセスを開始します。startcmd が hostname である場合、engOpen は指定されている hostname 文字列をより大きな文字列に組み込むことで、指定されたホストで MATLAB プロセスを開始します。
```
"rsh hostname \"/bin/csh -c 'setenv DISPLAY\ 
	hostname:0; matlab'\""
```
startcmd が他の文字列 (空白、または英数字以外の文字を含む) である場合、MATLAB は文字列を文字どおりに実行します。