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クラウド プラットフォームの MATLAB のライセンス要件

ライセンスを付与されたユーザーは、Azure® や AWS® などのパブリック クラウド プラットフォームで特定の MathWorks® 製品を実行できます。また、一部の製品はコンテナーとしてパッケージ化して、クラウド環境で使用できます。コンテナーまたはパブリック クラウドの MathWorks 製品を使用するための使用資格と構成の要件は、ライセンス タイプによって異なります。

メモ

ライセンス管理者: クラウドで MathWorks 製品を使用するよう、ネットワーク ライセンス マネージャーを構成する方法の詳細については、クラウド プラットフォームの MATLAB のためのライセンス マネージャーの構成を参照してください。

保有しているライセンスのタイプやライセンスを付与されている製品がわからない場合は、MathWorks アカウントで確認できます。

  1. MathWorks アカウントにサインインします。

  2. [ソフトウェア] で、ライセンスを確認します。

    [オプション] で、ライセンス タイプをメモします。

  3. [ライセンス] で、ライセンス番号をクリックして、そのライセンスの製品を確認します。

MathWorks アカウントがない場合は、https://www.mathworks.com/mwaccount/registerでアカウントを作成できます。その後、MathWorks アカウントに、使用しているライセンスをリンクするか、ライセンスがない場合は購入できます。

お持ちのライセンスで MathWorks 製品をクラウドで実行できるかどうかを判別するには、次の表を参照してください。

製品ライセンス条件

MATLAB Online

ライセンスを付与された MATLAB® ユーザーは、追加の構成なしで MATLAB Online™ を使用できます。お持ちのライセンス タイプが対象かどうかを確認するには、MATLAB Online を参照してください。

ライセンスは、ソフトウェア保守サービス (SMS) の有効期限内でなければなりません。

MATLAB

  • パブリック クラウド

  • コンテナー

  • Cloud Center

  • Jupyter® 環境

以下のライセンス タイプがサポートされています。

  • "Campus-Wide" — 学術機関が所有し、そこの所属者のみが使用するライセンス。

  • "インディビジュアル" — 当人のみが自身の名前で使用するライセンス。

  • "ネットワーク ネームド ユーザー""コンカレント" — ライセンス管理者によってサーバーで管理されるライセンス。

また、ライセンスは以下を満たしている必要があります。

  • MathWorks アカウントにリンクされている。

  • クラウドで使用するように構成されている。

    • Campus-Wide ライセンスとインディビジュアル ライセンスは既にクラウドで使用するように構成されています。

    • ネットワーク ネームド ユーザー ライセンスとコンカレント ライセンスの場合は、ライセンス管理者に問い合わせて、ライセンスが既にクラウドで使用するように構成されているかどうかを確認します。ライセンス管理者は、ユーザーが MATLAB をクラウドで実行できるようにするために、ライセンス サーバーにいくつかの変更を加える必要が生じる場合があります。ライセンスの管理者を見つけるには、MathWorks ライセンス センターからライセンスを選択し、[管理者へのお問い合わせ] をクリックします。

メモ

バーチャル マシンで MATLAB を実行している場合、ネットワーク上のマシンを識別する MAC アドレスが静的 (変更不可能) であることを確認します。静的 MAC アドレスがない場合、再起動時に新しい MAC アドレスがマシンに割り当てられることがあります。この新しいアドレスは、ライセンスによって MATLAB の実行が許可されるマシンの最大数にカウントされ、ライセンスの上限を超える原因になる可能性があります。静的 MAC アドレスを取得する方法は、クラウド プラットフォームによって異なります。以下に例を示します。

  • Azure — バーチャル ネットワークを作成すると、バーチャル ネットワークの MAC アドレスは、バーチャル マシンの割り当てが解除された状態でも保持されます。

  • AWS — 静的 MAC アドレス属性がある Elastic Network Interface (ENI) を使用します。

さらに、コンテナーについては以下を満たしている必要があります。

  • ライセンスがコンテナー内のすべての MathWorks 製品に対して有効である。

  • (コンカレント ライセンスのみ) コンテナーの実行時にネットワーク ライセンス マネージャーのポート番号と DNS アドレスを指定する必要がある。コンテナーの開始時にオプション -e MLM_LICENSE_FILE=27000@MyLicenseServerdocker run コマンドに追加します。詳細については、MATLAB Container on Docker Hubを参照してください。

MATLAB Parallel Server™

  • パブリック クラウド

  • コンテナー

  • Cloud Center

以下のライセンス タイプがサポートされています。

  • ネットワーク ライセンス マネージャーを使用して組織によってホストされている MATLAB Parallel Server ライセンス

  • MATLAB Parallel Server クラウド ベース ライセンス。ライセンス センターで、ライセンス管理者がユーザーをライセンスに追加する必要があります。ライセンスが MathWorks アカウントに既にリンクされているユーザーは追加不要です。

詳細については、Online Licensing for MATLAB Parallel Server を参照してください。

MATLAB Production Server™

  • パブリック クラウド

ライセンスが以下を満たしていなければなりません。

  • コンカレント ライセンス タイプである。

  • バーチャル ネットワーク上のネットワーク ライセンス マネージャーを使用するように構成されている。既定では、ネットワーク ライセンス マネージャーは MATLAB Production Server のデプロイに含まれていますが、既存のライセンス マネージャーを使用することもできます。いずれの場合も、デプロイ後にライセンスのアクティベーションを実行するかライセンスを移動します。

MATLAB Production Server のライセンスがない場合は、Azure または AWS 上での従量課金制の MATLAB Production Server を使用できます。

MATLAB Web App Server™

  • パブリック クラウド

ライセンスが以下を満たしていなければなりません。

  • コンカレント ライセンス タイプである。

  • バーチャル ネットワーク上のネットワーク ライセンス マネージャーを使用するように構成されている。既定では、ネットワーク ライセンス マネージャーは MATLAB Web App Server のデプロイに含まれていますが、既存のライセンス マネージャーを使用することもできます。いずれの場合も、デプロイ後にライセンスのアクティベーションを実行するかライセンスを移動します。

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