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事前定義されたフィルターを使用したイメージのフィルター処理
この例では、関数 fspecial
を使用して事前定義されたガウスのラプラシアン (LoG) フィルターを作成し、関数 imfilter
を使用してそのフィルターをイメージに適用する方法を説明します。LoG フィルターでは、強度が急速に変化する領域が強調表示され、ノイズによるばらつきの影響が低減されます。関数 fspecial
は、事前定義されたその他の複数種類のフィルターを相関カーネル形式で作成します。
イメージを読み取って表示します。
I = imread('moon.tif');
imshow(I)
fspecial
を使用して、標準偏差が 0.4
である 7 行 7 列の LoG フィルターを作成します。
h = fspecial('log',7,0.4)
h = 7×7
0.1263 0.1263 0.1263 0.1263 0.1263 0.1263 0.1263
0.1263 0.1263 0.1263 0.1267 0.1263 0.1263 0.1263
0.1263 0.1263 0.2333 1.1124 0.2333 0.1263 0.1263
0.1263 0.1267 1.1124 -10.4357 1.1124 0.1267 0.1263
0.1263 0.1263 0.2333 1.1124 0.2333 0.1263 0.1263
0.1263 0.1263 0.1263 0.1267 0.1263 0.1263 0.1263
0.1263 0.1263 0.1263 0.1263 0.1263 0.1263 0.1263
imfilter
を使用してフィルターをイメージに適用します。
I2 = imfilter(I,h);
フィルター処理されたイメージを表示します。
imshow(I2)