coder.dictionary.open

Embedded Coder ディクショナリ オブジェクトを開く

R2019b 以降

構文

coderDictionaryObj = coder.dictionary.open(sourceName)

説明

coderDictionaryObj = coder.dictionary.open(sourceName) は、sourceName で識別されるモデルまたは Simulink^® データ ディクショナリで Embedded Coder ディクショナリを開きます。この関数は、その Embedded Coder ディクショナリを表す coder.Dictionary オブジェクトを返します。

例

既存の Embedded Coder ディクショナリを開く

モデル RollAxisAutopilot を開きます。このモデルには、Embedded Coder ディクショナリがあります。

openExample('RollAxisAutopilot')

Embedded Coder ディクショナリを開き、それを coder.Dictionary オブジェクトで表します。

coderDictionaryObj = coder.dictionary.open('RollAxisAutopilot')

coderDictionaryObj = 

  Dictionary with Sections:

                    StorageClasses: [1×1 coder.dictionary.Section]
                    MemorySections: [1×1 coder.dictionary.Section]
    FunctionCustomizationTemplates: [1×1 coder.dictionary.Section]

入力引数

sourceName — ターゲットのモデル ファイルまたはデータ ディクショナリ

文字ベクトル | string スカラー | Simulink.data.Dictionary オブジェクト

Embedded Coder ディクショナリを含むモデル ファイルまたはデータ ディクショナリの名前。文字ベクトルとして指定します。

• モデルは、読み込み済み (たとえば load_system を使用) であるか開いていなければなりません。

  ファイル拡張子 .slx を指定する必要はありません。

• ディクショナリは、モデル エクスプローラーで開いているか、現在のフォルダーまたは MATLAB^® パス上になければなりません。

  ファイル拡張子 .sldd を指定する必要があります。

例: 'myLoadedModel'

例: 'myDictionary.sldd'

データ型: char

出力引数

coderDictionaryObj — Embedded Coder ディクショナリ

coder.Dictionary オブジェクト

Embedded Coder ディクショナリ。coder.Dictionary オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2019b で導入

参考

coder.Dictionary | Embedded Coder ディクショナリ