Intel SoC デバイスとのコマンド ライン セッション
ハードウェアとのコマンド ライン セッションを構成して開くことができます。
コマンド ラインでの操作によって次のことが可能です。
ハードウェアの起動中に標準出力を確認する。
IP アドレスを取得または設定する (Get the IP Address of Intel SoC Deviceを参照)。
開発用コンピューターに Intel® SoC デバイスを複数接続している場合、使用しないものは切断しておきます。
COM ポートの特定
開発用コンピューターによって Intel SoC デバイスの USB UART 接続に割り当てられている COM ポート番号を調べます。
Windows® で [デバイスとプリンター] を開きます。
[FT232R USB UART] など、Intel SoC プラットフォームに接続している USB デバイスを見つけます。
[FT232R USB UART] を開きます。USB シリアル ポートの COM ポート番号を確認するには、[ハードウェア] タブを選択します。
シリアル接続を開く
PuTTy などのターミナル ソフトウェアを使用して、デバイスへのシリアル接続を開きます。
PuTTY を [Serial] 接続用に構成します。
次の値を入力します。
Serial line to connect to: COM ポート番号を入力します。
Speed:
115200Flow control:
なし
PuTTY のダイアログ ボックスで [Session] カテゴリを選択します。
[Connection type] で
Serialを選択します。[Saved Sessions] に「Serial」などの新しい名前を入力します。
[Save] をクリックし、[Open] をクリックします。
ターミナル ウィンドウが開いたら、キーボードの Enter キーを押します。ターミナル ウィンドウに Linux® コマンド プロンプトが表示されます。
デバイスの IP アドレスの取得
Linux コマンド ラインからハードウェアの IP アドレスを取得します。
Linux コマンド ラインで「
ifconfig」と入力します。eth0デバイスを見つけ、コマンド ライン出力からinet addrの値を取得します。
デバイスへの接続を確認する方法については、Sending PING Request to Intel SoC Deviceを参照してください。
ターミナル セッションを閉じます。ターミナル セッションを開いたままにしておくと、ビルド プロセスで Intel SoC デバイスに接続できず、ビルド エラーが発生します。
SSH 接続を開く
PuTTy などのターミナル ソフトウェアを使用して、デバイスへの SSH 接続を開きます。
PuTTY を [SSH] 接続用に構成するには、[Session] を選択します。
次の値を入力します。
Host Name (or IP address): デバイスの
inet addrを入力します。Port:
22
[Saved Sessions] に「
SSH」などの新しい名前を入力します。[Save] をクリックし、[Open] をクリックします。
ターミナル ウィンドウが開いたら、ユーザー
rootとして、パスワードcyclonevsocを使用してログインします。ターミナル ウィンドウに Linux ターミナルが表示されます。
ターミナル セッションを閉じます。ターミナル セッションを開いたままにしておくと、ビルド プロセスで Intel SoC デバイスに接続できず、ビルド エラーが発生します。
MATLAB コマンド プロンプトで、すべてのオプション引数を指定してハードウェア オブジェクトを作成します。
h = alterasoc('192.168.1.101', 'root', 'cyclonevsoc', '/tmp')
Setup for Intel SoC hardware is complete... MATLAB will use following settings to communicate with Intel SoC hardware: IP Address : 192.168.1.101 User name : root h = LinuxShell with properties: IPAddress: '192.168.1.101' SerialPort: COM8
