augknt
ノット シーケンスの拡張
構文
augknt(knots,k) 
augknt(knots,k,mults) 
[augknot,addl] = augknt(...) 
説明
augknt(knots,k)  は、最初と最後のノットが厳密な多重度 k をもつ非減少の拡張されたノット シーケンスを返します。(これによって実際にはノット シーケンスが短くなることがあります。)
augknt(knots,k,mults)  は、さらに、返される拡張されたノット シーケンスに各内部ノットが確実に mults 回含まれるようにします。存在する内部ノットと正確に同数のエントリを mults がもつ場合は、j 番目のノットが mults(j) 回現れます。それ以外の場合は、一様の多重度 mults(1) が使用されます。knots が厳密に増加する場合、ノット シーケンス augknot をもつ次数 k のスプラインは、knots(j+1) 全体にわたる k-mults(j) 平滑性条件 j=1:length(knots)-2 を確実に満たします。
また、[augknot,addl] = augknt(...)  は左側に追加されたノットの数 addl も返します。(この数値は負である場合があります。)
例
2 つの連続導関数と内部ブレーク シーケンス xi をもつ、区間 [a..b] における 3 次スプラインを作成する場合、使用しなければならないノット シーケンスは augknt([a,b,xi],4) です。
代わりにエルミート 3 次 (1 つのみの連続導関数をもつ 3 次スプライン) を使用する場合、適切なノット シーケンスは augknt([a,xi,b],4,2) です。
augknt([1 2 3 3 3],2) は、augknt([3 2 3 1 3],2) と同様に、ベクトル [1 1 2 3 3] を返します。いずれの場合も、addl は 1 になります。