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マイクロサービスのコマンド引数

一重引用符または二重引用符を使用して特殊文字を囲みます。以下に例を示します。

docker run --rm -p 9900:9910 yolov4od-microservice --cors-allowed-origins '*' -l trace &
docker run --rm -p 9900:9910 yolov4od-microservice --cors-allowed-origins "*" -l trace &

オプション説明メモ:

-a,--archive FILE

デプロイ可能なアーカイブ (CTF ファイル) へのパス。

docker run を呼び出す場合、このオプションは使用しないでください。コンテナーに含まれるデプロイ アーカイブはエントリ ポイントで指定されます。

--attach-cache CACHE

外部キャッシュに関する情報を指定します。 CACHEconnection:provider:host:port の形式で指定します。

--attach-cache-key KEY

外部キャッシュのオプションのキー。なし。
-c,--config-file=muserve_config

matlabroot/bin/glnxa64 にある構成ファイルを指定します。

既定のファイル名は muserve_config です。ファイルは TOML 形式または INI 形式でなければなりません。

--cors-allowed-origins "LIST"

オリジン間リソース共有 (CORS) を有効にして、サーバーへのアクセスを許可されたドメイン オリジンを指定します。

LIST* またはコンマ区切りのドメイン オリジンのリストとして指定します。

--disable-control-c

サーバーでキーボード割り込みを無効にします。

既定の動作では、キーボード割り込みは有効です。

--display,--no-display

UNIX システム上のワーカー プロセスで X11 Display を有効または無効にします。

既定の動作では、Display は無効です。

--enable-discovery,--disable-discovery

ディスカバリー API へのアクセスを有効または無効にします。

既定の動作では、ディスカバリー API へのアクセスは有効です。

--enable-http-pipelining,--disable-http-pipelining

パイプライン化されたリクエストの並列実行を有効または無効にします。

既定の動作では、並列パイプライン実行は有効です。

--enable-metrics,--disable-metrics

メトリクス API へのアクセスを有効または無効にします。

既定の動作では、メトリクス API へのアクセスは有効です。

--endpoint-root FILE

サーバー エンドポイント ファイルが含まれるフォルダーへのパス。

既定では、エンドポイント ファイルは生成されません。

-h,--help

マイクロサービスのコマンド ライン引数を表示して終了します。

なし。
--hide-matlab-error-stack

クライアントに送信される MATLAB エラー スタックを非表示にします。

既定の動作では、エラー スタックは送信されます。

--http PORT

Docker コンテナー内の HTTP インターフェイス ポート。

既定のポートは 9910 です。
--http-linger-threshold SIZE

HTTP エラーの後、サーバーが TCP 接続を閉じる前にサーバーが破棄するデータの量。

SIZE は、整数の後にオプションのサイズの単位を付加して指定します。使用できるサイズの単位は B、KB、および MB です。サイズの単位を指定しない場合、単位は B と見なされます。既定のサイズは無制限です。

--https PORT

Docker コンテナー内の HTTPS インターフェイス ポート。HTTPS を有効にするには、このオプションを使用します。

既定の動作では、HTTP が使用されます。このオプションを使用する場合は、--x509-private-key--x509-cert-chain も指定する必要があります。

-l,--log-severity OPTION

stdout に記録する情報のログの詳細レベル。

OPTIONerrorinformation (既定)、または trace として指定します。

--log-format OPTION

stdout に書き込むログのテキスト形式。

OPTIONtext-plain (既定)、text-json、または text-xml として指定します。

--merge-worker-streams

ワーカーの stdout ストリームと stderr ストリームを単一のストリームにマージします。

既定の動作では、ストリームは個別に保持されます。

--pid-root PATH

PID ファイルが含まれるフォルダーへのパス。

既定では、PID ファイルは生成されません。

--profile "(on|off) OBJECT"

サーバー プロファイル情報の stdout へのログ記録を有効または無効にします。

OBJECTserverserver.requestserver.request.archiveserver.request.clientserver.worker、または server.worker.pool として指定します。

--request-size-limit SIZE

最大許容リクエスト サイズ。

SIZE は、整数の後にオプションのサイズの単位を付加して指定します。使用できるサイズの単位は B、KB、MB、および GB です。サイズの単位を指定しない場合、単位は B と見なされます。既定のサイズは 64 MB です。

--routes-file FILEインスタンスレベルの Web リクエスト ハンドラーのルート JSON ファイルへのパス。なし。
--ssl-allowed-client CLIENT CN

クライアント証明書の共通名 (CN) に基づいて、クライアントがデプロイされたアーカイブ (CTF ファイル) にアクセスできるように承認します。

CLIENTclient1 CN, client2 CN, ..., clientN CN として指定します。

--ssl-ciphers OPTION

暗号化に使用する SSL 暗号スイートのリスト。

OPTION は次のいずれかとして指定します。

  • ALL (既定) — eNULL 暗号以外のすべての暗号スイート。

  • HIGH — キーの長さが 128 ビットを超える暗号スイートと、キーが 128 ビットの一部の暗号スイート。

--ssl-protocols PROTOCOLS

使用できる SSL プロトコルのリスト。

サポートされるプロトコルは、TLSv1、TLSv1.1、TLSv1.2 です。

--ssl-tmp-dh-param FILE

事前生成された一時 DH キーが含まれるファイルへのパス。なし。

--ssl-tmp-ec-param ELLIPTIC-CURVE-NAME

ECDHE 暗号で使用する楕円曲線の名前。

ECDHE 暗号は既定で有効になっています。

--ssl-verify-peer-mode OPTION

サーバーで必要なクライアント検証のレベル。

OPTIONno-verify-peer (既定) または verify-peer-require-peer-cert として指定します。

--use-single-comp-thread

MATLAB® を単一の計算スレッドに制限します。

既定の動作では、ホスト コンピューターのマルチスレッド機能が使用されます。

--user-data "KEY VALUE"

MATLAB データ値とキーを関連付けます。

KEYVALUE は string です。

--worker-restart-interval INTERVAL

サーバーがそのワーカーを停止して再起動する時間間隔。間隔は [時]:[分]:[秒].[ミリ秒] の形式で指定します。

既定の間隔は 12:00:00 です。

--worker-restart-memory-limit SIZE

サーバーがワーカーの再起動を検討するサイズのしきい値。

SIZE は、整数の後にオプションのサイズの単位を付加して指定します。使用できるサイズの単位は B、KB、および MB です。サイズの単位を指定しない場合、単位は B と見なされます。

--worker-restart-memory-limit-interval INTERVAL

ワーカーが再起動するまでにそのメモリ制限を超過できる時間間隔。間隔は [時]:[分]:[秒].[ミリ秒] の形式で指定します。

なし。
--x509-ca-file-store FILE

ピア証明書を検証するための認証機関 (CA) ファイルへのパス。

なし。
--x509-cert-chain FILE

PEM 形式のサーバー証明書チェーン ファイルへのパス。

--https を指定する場合、このプロパティを指定する必要があります。
--x509-passphrase FILE

暗号化された秘密鍵のパスフレーズを含むファイルへのパス。

なし。
--x509-private-key FILE

秘密鍵へのパス。鍵は PEM 形式でなければなりません。

--https を指定する場合、このプロパティを指定する必要があります。

--x509-use-crl

認証機関ストアの証明書失効リスト (CRL) を使用します。

なし。
--x509-use-system-store

オペレーティング システムのトラストストアを使用します。

なし。

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