ビルド スクリプトの使用
コマンド ラインから codegen を使用してコードを生成する場合は、ビルド スクリプトを使用して codegen を呼び出し、MATLAB® 関数から MEX 関数を生成します。
ビルド スクリプトでは、コマンド ラインから繰り返し実行する一連の MATLAB コマンドを自動化できるため、時間の節約となり、入力エラーをなくすことができます。たとえば、ビルド スクリプトを使用して、各ビルドの前にワークスペースをクリアし、コード生成オプションを指定できます。
次に示すのは、codegen を実行して lms_02.m: を処理するビルド スクリプトの例です。
close all;
clear all;
clc;
N = 73113;
codegen -report lms_02.m ...
-args { zeros(N,1) zeros(N,1) } close allは、ハンドルが非表示ではない Figure を削除します。詳細は、『MATLAB グラフィックス』でcloseの関数リファレンスを参照してください。clear allは、メモリから変数、関数、MEX ファイルを削除し、ワークスペースを空にします。また、ブレークポイントもクリアします。メモ
デバッグのためにブレークポイントは残しておきたい場合は、ビルド スクリプトから
clear allコマンドを削除してください。関数
clcは、コマンド ウィンドウの表示から入力と出力をすべてクリアし、"きれいな画面" にします。N = 73113は変数Nの値を設定します。この変数は 関数lms_02の 2 つの入力パラメーターのそれぞれにおけるサンプルの数を表しています。codegen -report lms_02.m -args { zeros(N,1) zeros(N,1) }では、次のオプションを使用してcodegenを呼び出し、lms_02.mファイルの C コードを生成します。-reportはコード生成レポートを生成します。-args { zeros(N,1) zeros(N,1) }は、基本関数入力のプロパティを例値の cell 配列として指定します。この場合、入力パラメーターは実数で double の N 行 1 列のベクトルです。