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使用されない変数

宣言されたが未使用のグローバル変数

説明

非共有で未使用のグローバル変数には、以下のプロパティがあります。

  • 変数はコード内で宣言されている。

  • Polyspace® は変数に対する読み取りまたは書き込み操作を検出できない。

検証結果では、これらの変数は [ソース][結果のリスト] および [変数アクセス] ペインにおいてグレーで色付けされています。[ソース] ペインでは、色付けは宣言時にのみ変数に適用されます。[結果の詳細] ペインでは、変数名がそれを定義するファイルの名前とともに表示されます (定義を利用できない extern 変数の場合は、?extern がファイル名として使用されます)。

メモ

ソフトウェアは未使用のグローバル変数の完全なリストを表示しません。特に、C++ プロジェクトでは、未使用のグローバル変数は非表示にされる可能性があります。

すべて展開する

int var1;
int var2;
int var3;
int var4;

int input(void);

void main() {
    int loc_var = input(), flag=0;

    var1 = loc_var;
    if(0) {
        var3 = loc_var;
    }
    if(flag!=0) {
        var4 =loc_var;
    }


}

上記のコードを C プロジェクトで検証する場合、var2var3 および var4 は非共有で未使用の変数として、var1 は非共有で使用済みの変数としてリストされます。

var3 および var4 は到達不能コードで使用され、そのため未使用であるとマークされます。

メモ

C++ プロジェクトでは、未使用の変数 var2 はリストされません。

チェック情報

言語: C | C++