Polyspace Bug Finder でサポートされている MISRA の必要コーディング ルールまたは必須コーディング ルール
MISRA™ C および C++ 規約では、準拠した C++ コードが従う必要があるルールが "必要" として分類されます。次の表に、各種 MISRA 規約の "必要" コーディング ルールと "必須" コーディング ルールに対する Polyspace® のサポートをまとめます。
| 規約 | Polyspace がサポートする必要なガイドラインの数 | Polyspace がサポートする必須のガイドラインの数 |
|---|---|---|
| MISRA C™:2023 | 151 個の "必要" ルールのうちの 140 個 | 23 個の "必須" ルールのうちの 18 個 |
| MISRA C:2012 | 151 個の "必要" ルールのうちの 140 個 | 23 個の "必須" ルールのうちの 18 個 |
| MISRA C++:2023 | 124 個の "必要" ルールのうちの 124 個 | 5 個の "必須" ルールのうちの 5 個 |
| MISRA C++:2008 | 198 個の "必要" ルールのうちの 195 個 | N/A |
これらのサブセットに属する各種 MISRA 規約の "必要" または "必須" コーディング ルールを確認するには、次のようにします。
Polyspace デスクトップ ユーザー インターフェイスの [構成] ペインで [コーディング規約およびコード メトリクス] ノードを見つけます。[ファイルごとにチェッカーを設定] を選択して [開く] をクリックします。あるいはコマンド ラインでコマンド
polyspace-checkers-selectionを使用します。新しいチェッカー ファイルを作成するため、[チェッカーの選択] ウィンドウで [新規] をクリックします。必要に応じて、すでに選択されているコーディング ルールを選択解除します。
MISRA コーディング規約を選択します。
[必要] または [必須] を選択します。
選択したルールを XML ファイルとして保存します。
XML ファイルには、MISRA により "必要" または "必須" として分類されるコーディング ルールのリストが含まれています。
参考
MISRA C++:2008 をチェック (-misra-cpp)