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Polyspace 解析中の一時ファイルの保存
Polyspace® は、解析実行時にいくつか一時ファイルを生成します。解析の実行が遅い場合や、ディスク領域不足などのエラーが発生する場合は、一時ファイルの場所をチェックします。可能性のあるエラーの詳細については、以下を参照してください。
Polyspace 解析によるメモリ使用量の削減と解析時間の短縮 (Polyspace Code Prover)
一時ファイルの保存場所を特定するため、Polyspace では次の順番で環境変数が検索されます。
RTE_TMP_DIR
:Polyspace 一時ファイルを標準一時フォルダー (TMPDIR
などで定義) とは異なるフォルダーに保存する場合にのみ、この環境変数を定義します。MATLAB® の関数tempdir
を使用して、現在の標準一時フォルダーを確認することができます。メモ
このパスは、現在のユーザーにアクセス権 (読み取りと書き込み) がある既存のフォルダーへの絶対パスでなければなりません。
TMPDIR
TMP
TEMP
これらの変数のいずれかが定義されている場合、Polyspace は一時ファイルの保存にそのパスを使用します。これらの環境変数が定義されていない場合、Polyspace は以下に一時ファイルを保存します。
Linux® および Mac の
/tmp
USERPROFILE
環境変数で指定されたフォルダー、GetWindowsDirectoryW
Windows® API から返されるフォルダーまたは Windows のTemp
ディレクトリ