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MISRA C:2012 Rule 18.8

Variable-length arrays shall not be used

説明

ルール定義

Variable-length arrays shall not be used 1 .

根拠

ブロックまたは関数プロトタイプ内で宣言された配列のサイズが整数定数式ではない場合、可変長の配列を指定します。可変長の配列は通常、スタックに格納される可変サイズのオブジェクトとして実装されます。可変長の配列を使用すると、スタックが必要とするメモリ量を統計的に決定できません。

可変長配列のサイズが負またはゼロである場合、動作は未定義です。

可変長の配列が別の配列型と互換性をもたなければならない場合、配列型のサイズは同一かつ正の整数でなければなりません。配列がこれらの要件を満たさない場合、動作は未定義です。

sizeof で可変長の配列を使用する場合、配列サイズが評価されるかどうかは確実ではありません。

トラブルシューティング

ルール違反を想定していてもその違反が表示されない場合、コーディング規約違反が想定どおりに表示されない理由の診断を参照します。

チェック情報

グループ: ポインターと配列
カテゴリ: 必要
AGC カテゴリ: 必要

バージョン履歴

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1 All MISRA coding rules and directives are © Copyright The MISRA Consortium Limited 2021.

The MISRA coding standards referenced in the Polyspace Bug Finder™ documentation are from the following MISRA standards:

  • MISRA C:2004

  • MISRA C:2012

  • MISRA C:2023

  • MISRA C++:2008

  • MISRA C++:2023

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