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MISRA C++:2008 Rule 8-4-2

The identifiers used for the parameters in a re-declaration of a function shall be identical to those in the declaration.

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説明

ルール定義

The identifiers used for the parameters in a re-declaration of a function shall be identical to those in the declaration. 1

根拠

再宣言で異なる識別子を使用すると、開発者が混乱する可能性があります。関数宣言と関数の再宣言で同じパラメーター識別子を使用することで、理解、保守、文書化しやすいコードになります。

Polyspace 実装

チェッカーは、次の間でのパラメーター名の不一致を検出します。

  • 関数宣言とそれに対応する関数定義。

  • 同じファイル内の 1 つの関数の 2 つの宣言。

    これらの宣言がそれぞれ異なるファイルで行われている場合、チェッカーは、パラメーター名の不一致に対する違反を報告しません。複数の異なるファイルでの同じ関数の再宣言は、MISRA C++:2008 Rule 3-2-3 に対する違反となります。

トラブルシューティング

ルール違反が想定されるものの、Polyspace® から報告されない場合は、コーディング規約違反が想定どおりに表示されない理由の診断を参照してください。

例

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このコードでは、関数 sumValues() の再宣言で、元の宣言でのパラメーター int sumA および int sumB の代わりにパラメーター int x および int y を使用しています。この場合、再宣言でパラメーター int sumA および int sumB を使用すると、このルールに準拠するコードになります。

void sumValues(int sumA, int sumB);

void sumValues(int x, int y) { 	//Noncompliant
    int sum = x + y;
}

int main() {
	
    //...
    return 0;
}

チェック情報

グループ: Declarators
カテゴリ: 必要

バージョン履歴

R2013b で導入

参考

トピック

1 All MISRA coding rules and directives are © Copyright The MISRA Consortium Limited 2021.

The MISRA coding standards referenced in the Polyspace Bug Finder™ documentation are from the following MISRA standards:

  • MISRA C:2004

  • MISRA C:2012

  • MISRA C:2023

  • MISRA C++:2008

  • MISRA C++:2023

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