MISRA C++:2008 Rule 7-1-1
A variable which is not modified shall be const qualified
説明
ルール定義
A variable which is not modified shall be const qualified. 1
根拠
変数 const を宣言すると、変数を誤って変更する可能性を低減できます。
Polyspace 実装
チェッカーは以下にフラグを設定します。
const 修飾子は付いていないが、関数本体で変更されない関数パラメーターまたはローカル変数。
const 修飾子は付いていないが、存続期間を通じて同じ場所を指すポインター。
整数型、浮動小数点型、enum 型、および boolean 型の関数パラメーターにはフラグは設定されません。
参照またはポインターによって変数が別の関数に渡される場合、チェッカーでは、その変数は変更される可能性があると想定します。そのような変数にはフラグは設定されません。
トラブルシューティング
ルール違反が想定されるものの、Polyspace® から報告されない場合は、コーディング規約違反が想定どおりに表示されない理由の診断を参照してください。
例
チェック情報
| グループ: Declarations |
| カテゴリ: 必要 |
バージョン履歴
R2018a で導入1 All MISRA coding rules and directives are © Copyright The MISRA Consortium Limited 2021.
The MISRA coding standards referenced in the Polyspace Bug Finder™ documentation are from the following MISRA standards:
MISRA C:2004
MISRA C:2012
MISRA C:2023
MISRA C++:2008
MISRA C++:2023
MISRA and MISRA C are registered trademarks of The MISRA Consortium Limited 2021.