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setCoefficient

クラス: Aero.FixedWing
名前空間: Aero

Aero.FixedWing オブジェクトの係数値を設定する

R2021a 以降

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構文

aircraft = setCoefficient(aircraft,stateOutput,stateVariable,value)
aircraft = setCoefficient(__,Name,Value)

説明

aircraft = setCoefficient(aircraft,stateOutput,stateVariable,value) は係数値 value を stateOutput と stateVariable で指定された係数に設定し、変更されたオブジェクト aircraft を返します。

aircraft = setCoefficient(__,Name,Value) は、1 つ以上の Name,Value ペア引数を使用して係数値を設定します。

入力引数

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スカラーとして指定された Aero.FixedWing オブジェクト。

有効な状態出力。文字列または文字配列のベクトルで指定されます。詳細については、Aero.FixedWing.Coefficientを参照してください。

データ型: string | char

有効な状態変数。文字列または文字配列のベクトルで指定されます。有効な状態変数は、オブジェクトに定義された係数によって異なります。詳細については、Aero.FixedWing.Stateを参照してください。

データ型: string | char

Simulink.LookupTable オブジェクトまたは数値定数。各セルが Simulink.LookupTable オブジェクトまたは数値定数であるセルのベクトルとして指定されます。係数値の詳細については、Aero.FixedWing.Coefficient を参照してください。

データ型: string | char

名前と値の引数

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オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'AddVariable','on'

文字列として指定されたコンポーネント名。有効なコンポーネント名は、オブジェクトのプロパティとオブジェクトのすべてのサブコンポーネントによって異なります。デフォルトのコンポーネント名は現在のオブジェクトです。

データ型: char | string

必要な状態変数が欠落している場合に状態変数を追加するオプション。次のように指定します。

  • 'on' — 状態変数を追加します。

  • 'off' — 状態変数を追加しないでください。

データ型: logical

出力引数

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指定された位置の係数が変更された変更された Aero.FixedWing オブジェクトがスカラーとして返されます。

例

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Aero.FixedWing オブジェクトの係数を設定します。

C182 = astC182();
C182 = setCoefficient(C182, "CD", "Alpha", {5})
C182 = 

  FixedWing with properties:

        ReferenceArea: 174
        ReferenceSpan: 36
      ReferenceLength: 4.9000
         Coefficients: [1×1 Aero.FixedWing.Coefficient]
     DegreesOfFreedom: "6DOF"
             Surfaces: [1×3 Aero.FixedWing.Surface]
              Thrusts: [1×1 Aero.FixedWing.Thrust]
          AspectRatio: 7.4483
           UnitSystem: "English (ft/s)"
          AngleSystem: "Radians"
    TemperatureSystem: "Fahrenheit"
           Properties: [1×1 Aero.Aircraft.Properties]

FixedWing.Control オブジェクトに係数のベクトルを設定します。

C182 = astC182();
C182 = setCoefficient(C182, ["CY"; "Cm"], ["Zero"; "Alpha"], {5; Simulink.LookupTable})
C182 = 

  FixedWing with properties:

        ReferenceArea: 174
        ReferenceSpan: 36
      ReferenceLength: 4.9000
         Coefficients: [1×1 Aero.FixedWing.Coefficient]
     DegreesOfFreedom: "6DOF"
             Surfaces: [1×3 Aero.FixedWing.Surface]
              Thrusts: [1×1 Aero.FixedWing.Thrust]
          AspectRatio: 7.4483
           UnitSystem: "English (ft/s)"
          AngleSystem: "Radians"
    TemperatureSystem: "Fahrenheit"
           Properties: [1×1 Aero.Aircraft.Properties]

Aero.FixedWing オブジェクト内のコンポーネントに係数を設定します。

C182 = astC182();
C182 = setCoefficient(C182, "CD", "Elevator", {5}, "Component", "Elevator")
C182 = 

  FixedWing with properties:

        ReferenceArea: 174
        ReferenceSpan: 36
      ReferenceLength: 4.9000
         Coefficients: [1×1 Aero.FixedWing.Coefficient]
     DegreesOfFreedom: "6DOF"
             Surfaces: [1×3 Aero.FixedWing.Surface]
              Thrusts: [1×1 Aero.FixedWing.Thrust]
          AspectRatio: 7.4483
           UnitSystem: "English (ft/s)"
          AngleSystem: "Radians"
    TemperatureSystem: "Fahrenheit"
           Properties: [1×1 Aero.Aircraft.Properties]

制限

Simulink.LookupTable オブジェクトで使用する場合、このメソッドには Simulink® ライセンスが必要です。

バージョン履歴

R2021a で導入

参考

| | (Simulink)