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Besselian Epoch to Julian Epoch

廃止された標準ベッセル紀 (B1950) から標準ユリウス紀 (J2000) までの位置と速度成分を変換します。

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ライブラリ:
Aerospace Blockset / Utilities / Axes Transformations

説明

Besselian Epoch to Julian Epoch ブロックは、ベッセル紀の位置 $$({\overline{r}}_{B1950})$$ とベッセル紀の速度 $$({\overline{v}}_{B1950})$$ の 2 つの 3 行 1 列のベクトルを、ユリウス紀の位置 $$({\overline{r}}_{J2000})$$ とユリウス紀の速度 $$({\overline{v}}_{J2000})$$ に変換します。変換の詳細については、「アルゴリズム」を参照してください。

端子

入力

r_B1950 — 位置

3 行 1 列のベクトル

標準ベッセル時代 (B1950) における位置。3 行 1 列のベクトルとして指定されます。

データ型: double

v_B1950 — 速度

3 行 1 列のベクトル

標準ベッセル時代 (B1950) の速度。3 行 1 列のベクトルとして指定されます。

データ型: double

出力

r_J2000 — 位置

3 行 1 列のベクトル

標準ユリウス暦 (J2000) での位置。3 行 1 列のベクトルとして返されます。

データ型: double

v_J2000 — 速度

3 行 1 列のベクトル

標準ユリウス暦 (J2000) の速度。3 行 1 列のベクトルとして返されます。

データ型: double

アルゴリズム

変換は

$$\left[\begin{array}{l}{\overline{r}}_{J2000}\\ {\overline{v}}_{J2000}\end{array}\right]=\left[\begin{array}{cc}{\overline{M}}_{rr}& {\overline{M}}_{vr}\\ {\overline{M}}_{rv}& {\overline{M}}_{vv}\end{array}\right]\left[\begin{array}{l}{\overline{r}}_{B1950}\\ {\overline{v}}_{B1950}\end{array}\right]$$

を使用して計算されます。

ここで、$$({\overline{M}}_{rr},{\overline{M}}_{vr},{\overline{M}}_{rv},M_{vv})$$ は次のように定義されます。

$${\overline{M}}_{rr}\left[\begin{array}{ccc}0.9999256782& -0.0111820611& -0.0048579477\\ 0.0111820610& 0.9999374784& -\text{0}\text{.0000271765}\\ 0.0048579479& -\text{0}\text{.0000271474}& 0.9999881997\end{array}\right]$$

$${\overline{M}}_{vr}=\left[\begin{array}{ccc}0.00000242395018& -\text{0}\text{.00000002710663}& -0.00000001177656\\ 0.00000002710663& 0.00000242397878& -0.00000000006587\\ 0.00000001177656& -0.00000000006582& 0.00000242410173\end{array}\right]$$

$${\overline{M}}_{rv}=\left[\begin{array}{ccc}-0.000551& -0.238565& 0.435739\\ 0.238514& -0.002667& -0.008541\\ -0.435623& 0.012254& 0.002117\end{array}\right]$$

$${\overline{M}}_{vv}=\left[\begin{array}{ccc}0.99994704& -0.01118251& -0.00485767\\ 0.01118251& 0.99995883& -0.00002718\\ 0.00485767& -0.00002714& 1.00000956\end{array}\right]$$

参照

[1] "Supplement to Department of Defense World Geodetic System 1984 Technical Report: Part I - Methods, Techniques and Data Used in WGS84 Development," DMA TR8350.2-A.

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

Julian Epoch to Besselian Epoch