MATLAB および Simulink セミナー

MathWorks Automotive Day in 浜松

会場 開始時刻 終了時刻
えんてつホール 2024 年 11 月 27 日, 13:00 JST 2024 年 11 月 27 日, 16:45 JST

概要

※本イベントは2024年8月30日に予定されておりましたが、台風10号の接近に伴って延期され、11月27日にあらためて開催することとなりました。

約10年ぶりの浜松開催となる「MathWorks Automotive Day in 浜松」を開催いたします。本セミナーでは、遠州の自動車産業を代表して、スズキ様およびヤマハ発動機様より、先進的な取り組みでのMATLAB、Simulinkの活用事例をご紹介いただきます。加えて、マツダ様をゲストにお迎えして、同社におけるモデルベースデザインの取り組みについてもご紹介いただく予定です。次世代の自動車開発に向けて、最新の技術動向や事例をご用意いたしますので、ぜひご参加ください。

ご登録に際し、以下ご確認ください。

  • ご登録後に、確認メールが送信されます。確認メールが届かない場合、ご登録が正しく完了されていない可能性がありますので、その場合は再度ご登録ください。
  • 当日は名刺を2枚ご持参ください。

ハイライト

  • スズキ株式会社様、マツダ株式会社様、ヤマハ発動機株式会社様からの事例発表
  • MathWorksによる自動車業界の最新トレンドと技術動向の紹介
  • パートナー企業様やMathWorksエンジニアによるMATLAB関連のデモ・機材展示

参加対象者

 特に以下の方には、ご参加をお勧めいたします。

  • 自動車会社およびサプライヤー企業の研究者または開発エンジニアの方
  • 市場データを用いたAI活用や機械学習の活用にご興味のある方
  • モデルベースデザイン(MBD)やシステムズエンジニアリング(MBSE)にご興味のある方
  • 1D-CAEによる開発上流工程での電動化シミュレーションにご興味のある方

アジェンダ

時間 タイトル

13:00-13:05

開会のご挨拶

13:05-13:30

自動車業界における技術動向と加速するイノベーション

MathWorks Japan インダストリーマーケティング部 市河 純一

近年、自動車産業は急速に進化し、革新的な技術がますます重要性を増しています。AI、ビッグデータ、シミュレーション、クラウドなどの技術活用は開発効率向上、製品品質向上、コスト削減を継続的に実現していくために不可欠な要素となっています。本セッションではこれらの技術動向、活用について事例を交えてご紹介します。

13:30-14:10

AIから学び、未来を創造するマーケティング手法の構築

スズキ株式会社 商品企画本部 四輪B・C商品統括部 河本 脩平

弊社は顧客データの定量分析を基にニーズの仮説を立て、定性調査で検証し企画案を作成していますが、データの多様性と分析時間の制約、担当者によるばらつきが課題でした。これを克服するため、機械学習を用いて客観的に傾向を捉え、迅速に仮説を立てる手法を開発しました。

適切なデータ選定・特徴量処理に加えて説明可能なAIを活用し分析手法を改善し、定性的な感覚ではなく、定量的な表現と可視化による効果的なマーケティング戦略を立案することが可能になりました。データ駆動型アプローチをマーケティングに応用した具体例を紹介します。

14:10-14:30

休憩

 展示をご用意していますので、ご覧ください。

14:30-15:10

低速で転ばないオートバイ・人と協調するオートバイ

ヤマハ発動機株式会社

技術研究本部 技術開発統括部 制御システム開発部 プロセッシンググループ 

赤間 俊一・村上 巧

オートバイの動力源がエンジンから電気モーターに置き換わると、エンジンではコスト的に難しかった多様なアシスト機能(例えば押し歩きアシストやUターンアシストなど)が現実的になります。

多様な機能を短期間かつ高い完成度で実現するためには、開発プロセスの効率化が重要になります。本発表では弊社が2023年度のJapan Mobility Showで発表した自律オートバイについて、そのシステム構成と制御開発プロセスを説明します。

15:10-15:50

モデリングとシミュレーションで開発上流から電動化の価値を創る
MathWorks Japan アプリケーションエンジニアリング部 赤阪 大介

今注目のMBSEと1D-CAEに関するソリューションや活用法をご紹介します。電動化の流れが進む中、製品開発における競争力の源泉はエンジニアリングチェーンの上流にシフトしつつあります。開発上流からシステムとしての機能・性能を効率的に評価し、スピーディーに製品展開してゆくことがますます重要視されています。モデリングとシミュレーションの技術にご関心のある方はぜひご参加ください。

15:50-16:00

休憩

16:00~16:40

自動車産業におけるモデルベースデザインのこれから~開発最上流での意思決定支援

マツダ株式会社 統合制御システム開発本部 近藤 秀一

自動車産業におけるモデルベースデザイン(MBD)は製品開発のVプロセス全域に普及し、開発効率化や品質向上に大きく貢献してきました。近年ではさらに上流の商品企画段階でモデルを適用した分析が検討され始めており、経営への貢献度の大幅な向上が期待されています。しかし、商品企画段階は設計自由度が極めて高く、またモデルの入手性も制約があるため、製品開発におけるMBDとは異なるアプローチが必要となってきます。今回、モデルを活用した意思決定支援の考え方とそれを支える要素技術について事例を交えて紹介します。

16:40-16:45

閉会のご挨拶

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