各分野の専門家による製品開発
MATLAB ツールボックスは各分野の専門家により開発され、厳密なテストを経ており、仕様はドキュメンテーションに詳細にまとめられています。
対話型アプリ
MATLAB アプリを使用することで、異なるアルゴリズムが特定のデータを使用してどのように動作するかを確認できます。望ましい結果が得られるまで作業を繰り返し、その後 MATLAB プログラムを自動的に生成して作業の再現や自動化が可能です。
スケーラビリティ
わずかなコード変更で、クラスター、GPU、またはクラウドでの実行まで分析を拡張できます。コードを書き直したり、ビッグデータ プログラミングやout-of-memory 処理の技術を学習したりする必要はありません。
最新リリースの新機能をご覧ください
アプリの作成
デスクトップアプリおよび Web アプリの作成
MATLAB と他言語との連携
Python、C/C++、Fortran、Java などの言語で MATLAB を使用する
ハードウェア
MATLAB をハードウェアに接続する
並列計算
マルチコア デスクトップ、GPU、クラスター、グリッド、クラウドを使用した、大規模な計算の実行
Web アプリおよびデスクトップアプリの配布
MATLAB プログラムを共有する
クラウド コンピューティング
MathWorks Cloud をはじめ、AWS や Azure などのパブリッククラウドまで、クラウド環境で製品を実行可能
エンタープライズ アプリケーションへの展開
MATLAB コードは、そのままクラウドおよびエンターエンタープライズ システムに直接実装し、データソースやビジネス システムと統合することができます。
組み込みデバイスでの実行
MATLAB アルゴリズムを C/C++ および HDL コードに自動変換し、組み込みデバイスでの実行が可能です。
モデルベース デザインとの統合
MATLAB は Simulink と連携することで、マルチドメイン シミュレーション、自動コード生成、組み込みシステムのテストと検証を可能にするモデルベース デザインをサポートします。
制御システム
制御システムの設計、テスト、および実装
ディープラーニング
ディープ ニューラル ネットワークのためのデータ準備、設計、シミュレーション、および展開
画像処理およびコンピューター ビジョン
アルゴリズム開発やシステム設計における画像、動画の収集、処理、および解析
MATLAB に関するよくある質問 (FAQ)
MATLAB は、データ解析、信号処理および画像処理、制御システム、無線通信、ロボティクスなどの工学および科学技術用途に使用できるコンピューティング プラットフォームです。MATLAB には、プログラミング言語、対話型のアプリ、工学用途に高度に特化したライブラリ、組み込みコードを自動生成するツールが含まれています。MATLAB は、複雑なマルチドメイン システムをシミュレーションするブロック線図環境である Simulink の基盤にもなっています。
MATLAB は無料ではありませんが、一般的なイメージより手頃でコストもかかりません。MATLAB の個人使用、商用利用、または教育や学術研究での利用など、お客様のニーズに合わせた MATLAB ライセンスをご用意しています。詳しくは MATLAB の価格をご覧ください。また、MATLAB 無料評価版のご利用方法もご覧いただけます。
MATLAB を macOS にインストールするには、次の操作を行います。
- MathWorks ダウンロード から MATLAB リリースを選択し、インストーラーをダウンロードします。
- ダウンロードした DMG ファイルを解凍し、ダブルクリックしてインストーラーを仮想ディスクとしてマウントします。
- インストーラーをダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了します。
- macOS Apple Silicon の場合は、Mac に Java ランタイムをインストールします。互換性のあるランタイムを取得するには、「Apple Silicon Mac 上の MATLAB」を参照してください。
既定のインストール フォルダー: /Applications/MATLAB_R20XXy.app
インストールの完了後に MATLAB を起動するには、「macOS プラットフォームでの MATLAB の起動」を参照してください。
MATLAB を Linux にインストールするには、次の操作を行います。
- MathWorks ダウンロード から MATLAB リリースを選択し、インストーラーをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラー ファイルを解凍し、解凍したフォルダーに移動します。たとえば、次のコマンドを使用して、Release R2025a のインストーラーを同じ名前のフォルダーに解凍し、そのフォルダーに移動します。
インストール フォルダーで、インストール スクリプトを実行し、画面の指示に従ってインストールを完了します。
xhost +SI:localuser:root
sudo -H ./install
xhost -SI:localuser:root
sudoは、書き込み権限のないフォルダーに製品をインストールする場合にのみ必要です (既定のインストール フォルダーが含まれている場合があります)。xhostコマンドは、sudoを使用して root ユーザーとして製品をインストールする場合にのみ必要です。これらのコマンドは、インストーラーの実行に必要なグラフィック ディスプレイへのアクセス権を root ユーザーに一時的に付与します。既定のインストール フォルダー:
/usr/local/MATLAB/R20XXy
unzip matlab_R2025a_Linux.zip -d ./matlab_R2025a_Linux
cd ./matlab_R2025a_Linux
インストールの完了後に MATLAB を起動するには、「Linux プラットフォームでの MATLAB の起動」を参照してください
MATLAB を Windows にインストールするには、次の操作を行います。
- MathWorks ダウンロード から MATLAB リリースを選択し、インストーラーをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了します。
既定のインストール フォルダー: C:\Program Files\MATLAB\R20XXy
インストールの完了後に MATLAB を起動するには、「Windows プラットフォームでの MATLAB の起動」を参照してください。
MATLAB を使用するには、アプリケーションを起動してコマンドウィンドウにアクセスします。ここにコマンドを入力してスクリプトを実行すると、対話的に式を評価できます。.m ファイルを使用して、エディターで再利用可能な関数またはスクリプトを記述します。MATLAB は、行列ベースの計算、データ解析、アルゴリズム開発、可視化をサポートしています。組み込み関数を使うことも、独自の関数を開発することもできます。スクリプトは拡張子 (.m) を付けずにファイル名をコマンドウィンドウに入力することで実行できます。分野別のタスクにはツールボックスを活用し、ドキュメンテーションの確認には help または doc コマンドを使用します。自動化や大規模なワークフローにはバッチスクリプトを使用し、必要に応じて MATLAB を Python、C/C++、または Simulink と組み合わせて利用できます。
MATLAB には、計算タスク用にさまざまな事前定義済み関数が用意されています。これらの関数を呼び出す基本的な方法については、「関数の呼び出し」を参照してください。コードを記述する際には、一連のコマンドを再利用できるように独自の関数を定義することができます。たとえば、プログラムファイルに円の面積を計算する関数を作成します。
function A = areaCircle(R) rSquared = R.^2; A = pi.*rSquared; end
次に、事前定義済み関数の呼び出しと同様に、この関数を呼び出します。
r = 10; a = areaCircle(r);
詳細については、「関数のファイルでの作成」を参照してください。