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イメージの回転

Rotate ブロックを使用して、イメージまたはビデオ ストリームを指定した角度だけ回転させることができます。この例では、Rotate ブロックを使ってイメージを連続回転させる方法を説明します。

    メモ:   この例の実行には DSP System Toolbox ™ のライセンスが必要です。

  1. MATLAB® ワークスペースに RGB イメージを定義します。MATLAB コマンド プロンプトで以下を入力します。

    I = checker_board;
    

    I は 100 x 100 x 3 の倍精度値の配列です。配列の各平面がイメージの赤、緑または青の色値を表します。

  2. この行列が表すイメージを表示するには、MATLAB コマンド プロンプトで以下を入力します。

    imshow(I)
    

  3. 新しい Simulink® モデルを作成し、次の表に示されているブロックに追加します。

    ブロック

    ライブラリ

    Image From Workspace

    [Computer Vision System Toolbox™]、[Sources]

    1

    Rotate

    [Computer Vision System Toolbox ]、[Geometric Transformations]

    1

    Video Viewer

    [Computer Vision System Toolbox]、[Sinks]

    2

    Gain

    [Simulink]、[Math Operations]

    1

    Display

    [DSP System Toolbox]、[Sinks]

    1

    Counter

    [DSP System Toolbox]、[Signal Management]、[Switches and Counters]

    1

  4. Image From Workspace ブロックを使用して MATLAB ワークスペースから RGB イメージをインポートします。[Main] ペインで [Value] パラメーターを I に設定します。配列の各平面がイメージの赤、緑、青の色値をそれぞれ表しています。

  5. Video Viewer ブロックを使用して元のイメージを表示します。既定のパラメーターを受け入れます。

    Video Viewer ブロックは、モデルが実行されると Video Viewer ウィンドウに元のイメージを自動的に表示します。イメージは倍精度浮動小数点値で表されるので、0 の値が黒、1 の値が白に対応します。

  6. Rotate ブロックを使用してイメージを回転させます。以下に示すようにブロック パラメーターを設定します。

    • [Rotation angle source] = Input port

    • [Sine value computation method] = [Trigonometric function]

    ブロックに Angle 端子が表示されます。この端子を使って定常的に増加する角度を入力します。[Output size] パラメーターを Expanded to fit rotated input image に設定することで、ブロックによる出力のトリミングを防ぐことができます。

  7. Video Viewer1 ブロックを使用して回転するイメージを表示します。既定のパラメーターを受け入れます。

  8. Counter ブロックを使用して定常的に増加する角度を作成します。以下に示すようにブロック パラメーターを設定します。

    • [Count event] = Free running

    • [Counter size] = 16 bits

    • [Output] = Count

    • [Reset input] チェック ボックスをオフにします。

    • [Sample time] = 1/30

    Counter ブロックは、16 ビットで表現可能な最大値に到達するまでカウント数を増やします。その後、カウントをゼロに戻して再開します。この出力値はシミュレーションの実行中に Display ブロックで確認できます。Counter ブロックの [Count data type] パラメーターを使用して、その出力のデータ型を指定できます。

  9. Gain ブロックを使用して、Counter ブロックの出力の単位を度からラジアンに変換します。[ゲイン] パラメーターを pi/180 に設定します。

  10. ブロックを次の図のように接続します。

  11. コンフィギュレーション パラメーターを設定します。[コンフィギュレーション] ダイアログ ボックスを開くには、[シミュレーション] メニューから [モデル コンフィギュレーション パラメーター] を選択します。パラメーターを以下のように設定します。

    • [ソルバー] ペインの [終了時間] = [inf]

    • [ソルバー] ペインの [タイプ] = [固定ステップ]

    • [ソルバー] ペインの [ソルバー] = [離散 (連続状態なし)]

  12. モデルを実行します。

    [Video Viewer] ウィンドウに元のイメージが表示されます。

    [Video Viewer1] ウィンドウには回転するイメージが表示されます。

この例では Rotate ブロックを使用してイメージを連続回転させました。このブロックについての詳細は、『Computer Vision System Toolbox Reference』の Rotate ブロックのリファレンス ページを参照してください。その他の幾何学的変換についての詳細は、Resize および Shear ブロックのリファレンス ページを参照してください。

    メモ:   Windows オペレーティング システムを使用している場合、Video Viewer ブロックを、コード生成をサポートする To Video Display ブロックに置き換えることができます。

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