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NASA の地図の通過経路の可視化

この例では次を使用します。

スクリプトを開く

この例では、 ThingSpeak™チャネルフィードに保存されている緯度と経度のデータを、NASA が提供するラスター マップ上で視覚化する方法を示します。Web マップ サービス (WMS) からラスター マップを取得し、Mary Maersk 船が通過した経路をプロットできます。

データの読み取り

ThingSpeakチャネル73734 には、Mary Maersk 船の位置データが保存されています。thingSpeakRead関数を使用して、過去 10 日間のデータを読み取ります。

data = thingSpeakRead(73734,'DateRange',...
    [datetime('now')-caldays(10),datetime('now')],'outputFormat','table');

生のデータの処理

生の緯度と経度のデータを地図上にプロットする前に処理します。緯度と経度の情報を、lat と lon という別々の変数に保存します。geoquadline関数を使用して、緯度と経度で指定された地理座標の頂点を結ぶ線の境界となる、可能な限り狭い地理的四角形の範囲を見つけます。地図をもっと見やすくするために、緯度と経度の範囲を 10 単位拡張します。

lon = data.Longitude;
lat = data.Latitude;
[latlim,lonlim] = geoquadline(lat,lon);
buf = 10;
[latlim,lonlim] = bufgeoquad(latlim,lonlim,buf,buf);

NASA からのラスター地図の取得

NASA の Web Map Service を使用して、空間参照されたラスター データの地図を作成します。wmsfind関数は、WMS データベースのserverurl内のエントリで文字列「nasa」を検索します。

nasa = wmsfind('nasa','SearchField','serverurl');

NASA データベースからの必要なラスター地図レイヤーの検索を、関数 refine を使用して絞り込みます。

layer = refine(nasa,'bluemarbleng','SearchField','layername', ...
    'MatchType','exact');

関数 wmsread を呼び出してラスター地図を読み取ります。

[A,R] = wmsread(layer(1),'Latlim',latlim,'Lonlim',lonlim);

地図の生成

worldmap関数によって返されたラスター マップを使用して、過去 10 日間にメアリー マースク号が移動した経路のプロットを生成します。

geoshow(A,R);
geoshow(lat,lon);
xlabel('Longitude');
ylabel('Latitude');
axis tight;

参考

関数

外部の Web サイト