wishrnd
ウィシャート乱数
構文
W = wishrnd(Sigma,df)
W = wishrnd(Sigma,df,D)
[W,D] = wishrnd(Sigma,df)
説明
W = wishrnd(Sigma,df)
は、共分散行列が Sigma
で自由度が df
のウィシャート分布をもつランダム行列 W
を生成します。W
の逆は、パラメーターが Tau = inv(Sigma)
、自由度が df
の逆ウィシャート分布をもちます。
W = wishrnd(Sigma,df,D)
は、D
が Sigma
のコレスキー因子になるものと期待されます。Sigma
の同じ値を複数回使用して wishrnd
を呼び出す場合、毎回計算するより D
を提示する方がより効率的です。
[W,D] = wishrnd(Sigma,df)
は、D
を返すので、それ以降の wishrnd
の呼び出しの入力として提示できます。
この関数は、出力行列の平均が Sigma*df
になるようにパラメーター Sigma
を定義します。
バージョン履歴
R2006a より前に導入