Simulink.ModelWorkspace
プログラムを使用したモデルのモデル ワークスペースの操作
説明
Simulink.ModelWorkspace
オブジェクトを使用して、モデル ワークスペースを操作します。たとえば、変数を追加および削除したり、ワークスペースのデータ ソースを設定したり、ワークスペースに変更を保存したりできます。
詳細については、モデル ワークスペースを参照してください。
作成
Simulink.ModelWorkspace
を作成するには、関数 get_param
を使用してモデル パラメーター ModelWorkspace
の値をクエリします。たとえば、myModel.slx
という名前のモデルのモデル ワークスペースを表す mdlWks
という名前のオブジェクトを作成するには、次を入力します。
mdlWks = get_param('myModel','ModelWorkspace')
プロパティ
オブジェクト関数
getVariable | モデルのモデル ワークスペース内の変数の値を返す |
getVariablePart | モデル ワークスペース内の変数プロパティの値を取得する |
setVariablePart | モデル ワークスペース内の変数のプロパティを設定する |
hasVariable | 変数がモデルのモデル ワークスペースに存在するかどうかを判定する |
whos | モデルのモデル ワークスペース内の変数リストを返す |
saveToSource | モデル ワークスペースの変更をモデル ワークスペースの外部データ ソースに保存する |
save | モデル ワークスペースの内容を MAT ファイルに保存する |
reload | モデル ワークスペースのデータ ソースから変数を再初期化する |
evalin | モデルのモデル ワークスペースの式を評価する |
clear | モデルのモデル ワークスペースから変数をクリアする |
assignin | モデルのモデル ワークスペースの変数に値を代入する |
例
バージョン履歴
R2006a より前に導入