nanbreak
シミュレーション デバッグ セッションで Inf
値または NaN
値が発生したときに一時停止するブレークポイントを設定またはクリア
構文
説明
nanbreak
は、シミュレーション デバッグ セッションでモデルに NaN
値または Inf
値が発生したときにシミュレーションを一時停止するブレークポイントを設定またはクリアします。
ブレークポイントが設定されていない場合、コマンドでブレークポイントが設定されます。
ブレークポイントが設定されている場合、コマンドでブレークポイントがクリアされます。
Inf
値または NaN
値のブレークポイントは、モデル内の計算上の問題を特定して調べるうえで役立ちます。
この関数は、次の方法で開始されたシミュレーション デバッグ セッションで使用できます。
メモ
この関数は、プログラムで開始されたシミュレーション デバッグ セッション、およびタイム ステップ内で一時停止中の対話型シミュレーション デバッグ セッションに対してのみ使用できます。
ヒント
シミュレーション デバッグ セッションを対話形式で開始するには、モデルに 1 つ以上のブレークポイントを追加し、[ブレークポイント リスト] で [タイム ステップ内で一時停止] が選択されていることを確認します。シミュレーションがブレークポイントで一時停止したときに、stop
コマンドなど、プログラムによるデバッグ コマンドの一部を MATLAB® コマンド ウィンドウで使用できます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入