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Memory ブロックによる跳ねるボールの速度の取得

sldemo_bounce の例では、Second-Order Integrator ブロックと Memory ブロックを使用して、跳ねるボールが地面に衝突する直前の速度を取得する方法を示します。

open_system('sldemo_bounce');

Memory ブロックは [サンプル時間を継承] が選択されていないため、モデルをシミュレートするためのブロックのサンプル時間はソルバーのタイプによって決定します。この例では、可変ステップ (ode23) ソルバーがモデルで使用されます。したがって、Memory ブロックのサンプル時間は連続ですが、マイナー タイム ステップ [0, 1] で固定されます。モデルを実行すると、次の結果が得られます。

sim('sldemo_bounce');

Memory ブロックと Unit Delay ブロックを置き換えても同じ結果が得られます。ただし、連続したサンプル時間を継承する離散 Unit Delay ブロックのため、警告が表示されます。

詳細については、「モデルの説明」を参照してください。