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指定不足の初期化の検出
説明
条件付き実行サブシステム、Merge ブロック、サブシステムの経過時間、および Discrete-Time Integrator ブロックの初期条件の初期化をソフトウェアでどのように処理するかを選択します。
カテゴリ: 診断
設定
既定の設定: 簡易
クラシック
初期条件が初期化される方法は R2008b より前のリリースと同じです。
簡易
初期条件の初期化に使用される動作が改善されているため、シミュレーションの結果の一貫性が高まる可能性があります。
ヒント
Simulink® の以前のリリースとの互換性を確保するには、
[クラシック]
を使用します。シミュレーションの結果の一貫性を高めるには、[簡易]
を使用します。このことは、条件付きサブシステム出力端子の初期条件を指定していないモデル、および S-Function に接続された条件付き実行サブシステム出力端子をもつモデルの場合に特に当てはまります。詳細については、簡易初期化モードおよびクラシック初期化モードを参照してください。既存のモデルの場合は、モデル アドバイザーを使用してモデルを新しい設定に移行します。モデルを簡易初期化モードへ移行するには、モデル アドバイザーの次のチェックを実行します。
詳細については、初期化モードのクラシックから簡易への変換を参照してください。
コマンド ライン情報
パラメーター: UnderspecifiedInitializationDetection |
値: 'Classic' | 'Simplified'
|
既定の設定: 'Simplified' |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 簡易 |
トレーサビリティ | 簡易 |
効率性 | 簡易 |
安全対策 | 簡易 |
参考
Merge | Discrete-Time Integrator