spectrum.yulear
ユール・ウォーカー スペクトル オブジェクト
構文
Hs = spectrum.yulear
Hs = spectrum.yulear(order)
説明
メモ
spectrum.yulear
の使用は推奨されていません。代わりに pyulear
を使用してください。
Hs = spectrum.yulear
では、ユール・ウォーカー スペクトル推定アルゴリズムのパラメーターを定義する、既定のユール・ウォーカー スペクトル オブジェクト Hs
が返されます。この手法は、自己相関またはウィンドウ法とも呼ばれます。ユール・ウォーカー アルゴリズムでは、任意の次数 order
の自己再帰型 (AR) 線形予測フィルター モデルを信号に近似して、スペクトルが推定されます。これは、一連のユール・ウォーカー方程式に導かれ、レビンソン・ダービン帰納法を使用して解かれます。
Hs = spectrum.yulear(order)
では、指定の order
に従い、スペクトル オブジェクト Hs
が返されます。order
の既定値は 4 です。
メモ
ユール・ウォーカー アルゴリズムの詳細については、pyulear
を参照してください。
例
4 次の自己回帰モデルを定義し、ユール・ウォーカー アルゴリズムを使用してスペクトルを表示します。
x=randn(100,1); x=filter(1,[1 1/2 1/3 1/4 1/5],x); % 4th order AR filter Hs=spectrum.yulear; % 4th order AR model psd(Hs,x,'NFFT',512)
バージョン履歴
R2006a より前に導入