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saveas

特定のファイル形式への Figure の保存

R2016a 以降、保存される Figure のサイズは既定で画面の Figure のサイズに一致します。詳細については、「印刷する Figure のサイズ: 既定で画面上の Figure のサイズに合わせて Figure を印刷または保存」を参照してください。

構文

  • saveas(fig,filename)
  • saveas(fig,filename,formattype)

説明

saveas(fig,filename) は、fig で指定された Figure または Simulink® ブロック線図をファイル filename に保存します。ファイル名は、たとえば 'myplot.jpg' のように、ファイル拡張子を含む文字ベクトルとして指定します。ファイル拡張子はファイル形式を定義します。拡張子を指定しない場合、saveas は Figure を FIG ファイルに保存します。現在の Figure を保存するには、figgcf を指定します。

saveas(fig,filename,formattype) は、formattype で指定されたファイル形式でファイルを作成します。たとえば 'myplot' のように、ファイル名で拡張子を指定しない場合、ファイル名には指定された形式に対応する標準の拡張子が自動的に追加されます。ファイル拡張子を指定する場合、この拡張子をファイル形式に一致させる必要はありません。saveas は形式に formattype を使用しますが、指定された拡張子が付いた名前でファイルを保存します。したがって、ファイル拡張子が実際に使用されるファイル形式と一致しないこともあります。

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棒グラフを作成して PNG ファイルとして保存します。

x = [2 4 7 2 4 5 2 5 1 4];
bar(x);
saveas(gcf,'Barchart.png')

棒グラフを作成して EPS ファイルとして保存します。カラーで保存するには 'epsc' ドライバーを指定します。

x = [2 4 7 2 4 5 2 5 1 4];
bar(x);
saveas(gcf,'Barchart','epsc')

saveas は、棒グラフを Barchart.eps として保存します。

'sldemo_tank' という名前で Simulink ブロック線図を BMP ファイルとして保存します。get_param を使用して線図のハンドルを取得します。このコードを実行するには Simulink がインストールされていなければなりません。

sldemo_tank
fig = get_param('sldemo_tank','Handle');
saveas(fig,'MySimulinkDiagram.bmp');

関連する例

入力引数

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保存する Figure。figure オブジェクトまたは Simulink ブロック線図として指定します。座標軸などの他のタイプのグラフィックス オブジェクトを指定すると、saveas はそのオブジェクトに親 Figure を保存します。これは、関数 saveas がサブプロットを保存する場合、親 Figure 内のすべてのサブプロットを保存する必要があることを意味します。

例: saveas(gcf,'MyFigure.png')

Simulink ブロック線図を保存するには、get_param を使用して線図のハンドルを取得します。たとえば、'sldemo_tank' という名前のブロック線図を保存します。

sldemo_tank
saveas(get_param('sldemo_tank','Handle'),'MySimulinkDiagram.bmp');

ファイル名。文字ベクトルとして指定します。ファイル拡張子の指定はオプションです。

例: 'Bar Chart'

例: 'Bar Chart.png'

ファイル拡張子を指定した場合、saveas はこれに関連付けられた形式を使用します。ファイル拡張子に加えて formattype 入力引数も指定した場合、saveas はファイル形式として formattype を使用しますが、指定されたファイル名でファイルを保存します。したがって、ファイル拡張子が実際に使用されるファイル形式と一致しないこともあります。

ファイル形式に対応する任意の拡張子を指定できます。次の表に、一般的なファイル拡張子を示します。

拡張子使用される形式
.fig

MATLAB® FIG ファイル (Simulink ブロック線図には使用不可)

.m

MATLAB FIG ファイルおよび Figure を開く MATLAB コード (Simulink ブロック線図には使用不可)

.jpg

JPEG イメージ

.png

Portable Network Graphics

.eps

EPS レベル 3 モノクロ

.pdf

Portable Document Format

.bmp

Windows® ビットマップ

.emf

Enhanced Metafile

.pbm

Portable Bitmap

.pcx

Paintbrush 24 ビット

.pgm

Portable Graymap

.ppm

Portable Pixmap

.tif

TIFF イメージ、圧縮データ

ファイル形式。以下のオプションのいずれかに指定します。

  • 'fig' — Figure を MATLAB Figure ファイルとして .fig 拡張子を付けて保存します。.fig 拡張子で保存された Figure を開くには、関数 openfig を使用します。この形式は Simulink ブロック線図では無効です。

  • 'm' または 'mfig' — Figure を MATLAB Figure ファイルとして保存し、さらにこの Figure を開く MATLAB ファイルを作成します。Figure を開くには、MATLAB ファイルを実行します。このオプションは、Simulink ブロック線図では無効です。

  • ビットマップ イメージ ファイル形式 — 形式をビットマップ イメージ形式の表にあるビットマップ イメージ オプションのいずれかに指定します。

  • ベクトル グラフィックス ファイル形式 — 形式をベクトル グラフィックス形式の表にあるベクトル グラフィックス オプションのいずれかに指定します。

ビットマップ イメージ ファイル

ビットマップ イメージには Figure のピクセル ベースの表現が含まれています。生成されるファイルのサイズは、使用する Figure と形式およびシステムの解像度によって異なります。ビットマップ イメージは、グラフィックスを表示する Web ブラウザーや他のアプリケーションで広く使用されています。ただし、スケーリングには適しておらず、また他のグラフィックス アプリケーションでラインやテキストなど個々のグラフィックス オブジェクトを変更することはできません。

ビットマップ イメージ形式

オプション形式既定のファイル拡張子
'jpeg'JPEG 24 ビット.jpg
'png'PNG 24 ビット.png
'tiff'TIFF 24 ビット (圧縮).tif
'tiffn'TIFF 24 ビット (圧縮なし).tif
'meta'拡張メタファイル (Windows のみ).emf
'bmpmono'BMP モノクロ .bmp
'bmp'BMP 24 ビット .bmp
'bmp16m'BMP 24 ビット .bmp
'bmp256'BMP 8 ビット (256 色、固定カラーマップを使用) .bmp
'hdf'HDF 24 ビット.hdf
'pbm'PBM (標準形式) 1 ビット.pbm
'pbmraw'PBM (未処理形式) 1 ビット.pbm
'pcxmono'PCX 1 ビット.pcx
'pcx24b'PCX 24 ビット カラー (3 つの 8 ビット平面).pcx
'pcx256'PCX 8 ビット新色 (256 色).pcx
'pcx16'PCX 旧色 (EGA/VGA 16 色).pcx
'pgm'PGM (標準形式).pgm
'pgmraw'PGM (未処理形式).pgm
'ppm'PPM (標準形式).ppm
'ppmraw'PPM (未処理形式).ppm

ベクトル グラフィックス ファイル

ベクトル グラフィックス ファイルには、Figure を再描画するコマンドが保存されています。このタイプの形式はスケーリングに適していますが、大きなファイルが作成されることがあります。また、ベクトル グラフィックス形式ではオブジェクトの 3 次元配置が正しく処理されない場合があります。一部のアプリケーションではベクトル グラフィックス形式の高度な編集がサポートされていますが、アプリケーションによっては、グラフィックスのサイズ変更以外の編集作業はサポートされていません。ベスト プラクティスとして、Figure が MATLAB 内にある間にすべての必要な変更を行ってください。

通常、saveas は Painters レンダラーを使ってベクトル グラフィックス ファイルを生成します。ただし、一部の複雑な Figure の場合、saveas は代わりに OpenGL® レンダラーを使用します。OpenGL レンダラーを使用する場合、ベクトル グラフィックス ファイルに埋め込みイメージが使用されるため、他のアプリケーションでこの図を編集できる範囲が制限されることがあります。saveas が Painters レンダラーを使用するよう指定するには、Figure の Renderer プロパティを 'painters' に設定します。

Figure の Renderer プロパティを設定すると、saveas はそのレンダラーを使用します。それ以外の場合、関数が適切なレンダラーを選択します。ただし、Figure の表示に使用されるものと異なるレンダラーを saveas が選択した場合には、保存した Figure の詳細が表示された Figure と若干異なることもあります。必要に応じて、Figure の Renderer プロパティを設定し、表示される Figure と保存される Figure に同じレンダラーを使用することもできます。

ベクトル グラフィックス形式

オプション形式既定のファイル拡張子
'pdf'フル ページ Portable Document Format (PDF) カラー.pdf
'eps'Encapsulated PostScript® (EPS) レベル 3 モノクロ.eps
'epsc'Encapsulated PostScript (EPS) レベル 3 カラー.eps
'eps2'Encapsulated PostScript (EPS) レベル 2 モノクロ.eps
'epsc2'Encapsulated PostScript (EPS) レベル 2 カラー.eps
'meta'拡張メタファイル (Windows のみ).emf
'svg'SVG (Scalable Vector Graphics).svg
'ps'フル ページ PostScript (PS) レベル 3 モノクロ.ps
'psc'フル ページ PostScript (PS) レベル 3 カラー.ps
'ps2'フル ページ PostScript (PS) レベル 2 モノクロ.ps
'psc2'フル ページ PostScript (PS) レベル 2 カラー.ps

    メモ:   Figure の PaperOrientation プロパティおよび PaperPosition プロパティの left 要素と bottom 要素を使用するのは、PDF 形式と PS 形式のみです。その他の形式ではこれらの値が無視されます。

詳細

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ヒント

  • Figure の保存時にサイズや解像度を指定するには、代わりに関数 print を使用してください。

  • 関数 saveas[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで得られる結果は異なります。[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスでは、画面の解像度およびサイズに一致するイメージが作成されます。関数 saveas は 150 DPI の解像度を使用し、Figure の PaperPosition プロパティと PaperPositionMode プロパティを使って画像のサイズを決定します。

  • 保存および印刷された Figure の詳細は、画面に表示される Figure と異なる場合があります。画面の表示とより一貫性のある出力を生成するには、「背景色を保持した Figure の保存」および「特定のサイズと解像度での Figure の保存」を参照してください。

参考

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R2006a より前に導入

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