KeyValueDatastore
キーと値のペアのデータを mapreduce
で使用するためのデータストア
説明
KeyValueDatastore
オブジェクトは、mapreduce
の出力または入力であるキーと値のペアのデータを含むファイルに関連付けられます。データへのアクセス方法を指定するには KeyValueDatastore
プロパティを使用します。KeyValueDatastore
オブジェクトの特定のプロパティを表示または変更するには、ドット表記を使用します。
ds = datastore("mapredout.mat");
ds.ReadSize = 20;
関数 datastore
を使用してデータストアを作成する場合は、名前と値の引数を使用して KeyValueDatastore
プロパティの値を指定することもできます。
ds = datastore("mapredout.mat","ReadSize",20);
作成
関数 KeyValueDatastore
を使用して datastore
オブジェクトを作成します。
プロパティ
オブジェクト関数
hasdata | データが読み取り可能かどうかを判別 |
numpartitions | データストアの区画数 |
partition | データストアを分割する |
preview | データストア内のデータのサブセットをプレビュー |
read | データストアのデータの読み取り |
readall | データストアのすべてのデータの読み取り |
reset | データストアの初期状態へのリセット |
transform | データストアの変換 |
combine | 複数のデータストアのデータを統合 |
isPartitionable | データストアが分割可能かどうかを判別 |
isSubsettable | Determine whether datastore is subsettable |
isShuffleable | データストアがシャッフル可能かどうかを判別 |
例
制限
KeyValueDatastore
は、R2013b で書き込まれたシーケンス ファイルをサポートしません。R2014a ~ R2018a の MATLAB のバージョンを使用して、シーケンス ファイルを書き換えてください。
バージョン履歴
R2014b で導入