hgsave
グラフィックス オブジェクト階層のファイルへの保存
構文
hgsave(filename)
hgsave(h,filename)
hgsave(...,'-v6')
hgsave(...,'-v7.3')
説明
メモ
hgsave
は推奨されません。代わりに savefig
を使用してください。
hgsave(filename)
は現在の Figure を filename
という名前のファイルに保存します。filename
は文字ベクトルまたは string として指定します。
hgsave(h,filename)
はハンドルの配列 h
により識別されるオブジェクトを filename
という名前のファイルに保存します。filename
の拡張子を指定しない場合、拡張子 .fig
が付けられます。h
がベクトルの場合、h
の中のハンドルでないものは h
内のハンドルの上位または下位のものである可能性があります。
hgsave(...,'-v6')
は MATLAB® 7 より前のバージョンで読み込める形式で FIG ファイルを保存します。
hgsave(...,'-v7.3')
は MATLAB 7.3 以降のバージョンでのみ読み込める形式で FIG ファイルを保存します。この形式は、HDF5 ファイルをベースにしており、2 GB を超えるサイズの FIG ファイルの保存を目的としています。
下位互換性
MATLAB 7 より前のバージョンの MATLAB で保存および使用する Figure を作成する場合、プロット関数に 'v6'
オプション、関数 hgsave
に '-v6'
オプションを使用します。詳細は、使用するプロット関数のリファレンス ページを参照してください。
R2014b 以降のリリースに保存されている FIG ファイルは、R2014a 以前のリリースで開くことはできません。以前のバージョンの MATLAB と互換性のある Figure を保存するには、savefig
を使用します。
代替方法
[ファイル]、[エクスポート設定] ダイアログを使用します。[編集]、[Figure のコピー] を使用して、Figure の内容をシステムのクリップボードにコピーします。詳細はFigure を保存する前のカスタマイズと[編集] メニューからのクリップボードへの Figure のコピーを参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入