ドキュメンテーション

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構文

  • annotation(lineType,x,y)
  • annotation(lineType)
  • annotation(shapeType,dim)
  • annotation(shapeType)
  • annotation(___,Name,Value)
  • annotation(container,___)
  • a = annotation(___)

説明

annotation(lineType,x,y) は、現在の Figure 内の 2 つの点を結ぶ線または矢印の注釈を作成します。lineType'line''arrow''doublearrow''textarrow' のいずれかとして指定します。x[x_begin x_end] の形式、y[y_begin y_end] の形式で、それぞれ 2 要素ベクトルとして指定します。

annotation(lineType) は、既定の位置である点 (0.3,0.3) と点 (0.4,0.4) の間に注釈を作成します。

annotation(shapeType,dim) は、現在の Figure 内に特定のサイズと位置をもつ四角形、楕円またはテキスト ボックスの注釈を作成します。shapeType'rectangle''ellipse''textbox' のいずれかとして指定します。dim は、[x y w h] の形式の 4 要素ベクトルとして指定します。xy の各要素は位置を決定し、wh の各要素はサイズを決定します。

annotation(shapeType) は、左下隅が (0.3,0.3)、幅と高さが両方とも 0.1 となる既定の位置に注釈を作成します。

annotation(___,Name,Value) は注釈を作成し、プロパティを名前と値のペアの引数として指定します。異なるタイプの注釈は、異なるプロパティをサポートします。プロパティは、前述の構文における任意の入力引数を組み合わせて指定できます。

annotation(container,___) は、現在の Figure 内ではなく、container で指定した Figure、uipanel または uitab 内に注釈を作成します。

a = annotation(___) は annotation オブジェクトを返します。返されるオブジェクトのタイプは、最初の入力引数によって異なります。a を使用して、annotation オブジェクトの作成後にそのプロパティを変更します。前述のどの構文でも出力引数を指定できます。

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簡単なライン プロットを作成し、Figure にテキスト矢印を追加します。Figure の正規化座標でテキスト矢印の位置を指定します。始点を (0.3,0.6)、終点を (0.5,0.5) にします。String プロパティを設定して、説明テキストを指定します。

figure
plot(1:10)
x = [0.3 0.5];
y = [0.6 0.5];
annotation('textarrow',x,y,'String','y = x ')

簡単なライン プロットを作成し、Figure にテキスト ボックスの注釈を追加します。String プロパティを設定して、説明テキストを指定します。FitBoxToText プロパティを 'on' に設定して、テキストの周囲にボックスを近接させます。

figure
plot(1:10)
dim = [.2 .5 .3 .3];
str = 'Straight Line Plot from 1 to 10';
annotation('textbox',dim,'String',str,'FitBoxToText','on');

FitBoxToText プロパティを設定せずにテキスト ボックスの注釈を作成します。テキスト ボックスには指定の幅と高さが使用され、必要に応じてテキストが折り返されます。

figure
plot(1:10)
dim = [.2 .5 .3 .3];
str = 'Straight Line Plot from 1 to 10';
annotation('textbox',dim,'String',str)

String プロパティをセル配列に設定して、複数行のテキストをもつテキスト ボックスの注釈を作成します。セル配列の各要素が個別の行に表示されます。FitBoxToText プロパティを 'on' に設定して、テキストの周囲にボックスを近接させます。

figure
plot(1:10)
dim = [0.2 0.5 0.3 0.3];
str = {'Straight Line Plot','from 1 to 10'};
annotation('textbox',dim,'String',str,'FitBoxToText','on');

ステム プロットを作成し、Figure に四角形の注釈を追加します。Color プロパティを指定して、四角形の外枠の色を変更します。

figure
data = [2 4 6 7 8 7 5 2];
stem(data)
dim = [.3 .68 .2 .2];
annotation('rectangle',dim,'Color','red')

2 つ目の四角形の注釈を Figure に追加します。FaceColor プロパティを設定して、塗りつぶし色を指定します。FaceAlpha プロパティを 0 (完全な透明) ~ 1 (完全な不透明) の値に設定して、透明度を追加します。

dim2 = [.74 .56 .1 .1];
annotation('rectangle',dim2,'FaceColor','blue','FaceAlpha',.2)

簡単なライン プロットを作成し、Figure に楕円の注釈を追加します。楕円が内接する最小の四角形のサイズおよび位置として、dim を指定します。

figure
x = linspace(-4,4);
y = x.^3 - 12*x;
plot(x,y)

dim = [.2 .74 .25 .15];
annotation('ellipse',dim)

同じ寸法を使用して赤の四角形を描き、この四角形領域を楕円がどのように埋めるかを表示します。

annotation('rectangle',dim,'Color','red')

簡単なライン プロットを作成します。次に、ラインと矢印の注釈を組み合わせて、折れ曲がった矢印をグラフに追加します。

figure
plot(1:10)

xl = [.3 .3];
yl = [.3 .4];
annotation('line',xl,yl)

xa = [.3 .4];
ya = [.4 .4];
annotation('arrow',xa,ya)

テキスト付き矢印を Figure に追加し、注釈の text arrow オブジェクト a を返します。

figure
plot(1:10)
x = [0.3,0.5];
y = [0.6,0.5];
a = annotation('textarrow',x,y,'String','y = x ');

a を使用して、注釈テキスト付き矢印のプロパティを変更します。たとえば、色を赤に、フォント サイズを 14 ポイントに変更します。

a.Color = 'red';
a.FontSize = 14;

各タイプの注釈のプロパティ リストは、注釈プロパティのページを参照してください。

関連する例

入力引数

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ラインの注釈のタイプ。次の値のいずれかとして指定します。

オブジェクトのタイプ
'line'注釈ラインannotation('line',[.1 .2],[.1 .2])
'arrow'注釈矢印annotation('arrow',[.1 .2],[.1 .2])
'doublearrow'注釈双方向矢印annotation('doublearrow',[.1 .2],[.1 .2])
'textarrow'

注釈テキスト付き矢印。テキスト矢印の終端にテキストを追加するには、String プロパティを使用します。

annotation('textarrow',[.1 .2],[.1 .2],'String','my text')

図形注釈のタイプ。次の値のいずれかとして指定します。

オブジェクトのタイプ
'rectangle'注釈四角形annotation('rectangle',[.2 .3 .4 .5])
'ellipse'注釈楕円annotation('ellipse',[.2 .3 .4 .5])
'textbox'

注釈テキスト ボックス。テキストを指定するには、String プロパティを設定します。テキスト周囲に近接するようにボックスの寸法を自動調整するには、FitBoxToText プロパティを 'on' に設定します。

annotation('textbox',[.2 .3 .4 .5],'String','my text','FitBoxToText','on')

始点と終点の x 座標。[x_begin x_end] の形式の 2 要素ベクトルとして指定します。x および y の入力引数を組み合わせて、ライン、矢印、双方向矢印またはテキスト矢印の注釈の端点を決めます。注釈は、点 (x_begin, y_begin) から点 (x_end, y_end) まで線が引かれます。

既定では、単位は Figure を基準に正規化されます。Figure の左下隅が (0,0) にマップされ、右上隅が (1,1) にマップされます。単位を変更するには、Units プロパティを使用します。

例: x = [.3 .5]

始点と終点の y 座標。[y_begin y_end] の形式の 2 要素ベクトルとして指定します。x および y の入力引数を組み合わせて、ライン、矢印、双方向矢印またはテキスト矢印の注釈の端点を決めます。注釈は、点 (x_begin, y_begin) から点 (x_end, y_end) まで線が引かれます。

既定では、単位は Figure を基準に正規化されます。Figure の左下隅が (0,0) にマップされ、右上隅が (1,1) にマップされます。単位を変更するには、Units プロパティを使用します。

例: y = [.3 .5]

サイズと位置。[x y w h] の形式の 4 要素ベクトルとして指定します。最初の 2 要素は、Figure の左下隅を基準にしたテキスト ボックス、四角形または楕円の左下隅の座標を指定します。次の 2 要素は注釈の幅と高さをそれぞれ指定します。

楕円を作成する場合、dim は楕円が内接する最小の四角形のサイズと位置です。

既定では、単位は Figure を基準に正規化されます。Figure の左下隅が (0,0) にマップされ、右上隅が (1,1) にマップされます。単位を変更するには、Units プロパティを使用します

例: dim = [.3 .4 .5 .6]

注釈のターゲット。figure、uipanel または uitab オブジェクトとして指定します。たとえば、特定の Figure に注釈を追加するには、関数の最初の入力引数として figure オブジェクトを指定します。

f = figure;
annotation(f,'line',[.1 .2],[.2 .3])

名前/値のペアの引数

オプションの Name,Value の引数ペアをコンマ区切りで指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は単一引用符 (' ') で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順序で指定できます。

例: annotation('rectangle',[.5 .5 .1 .1],'EdgeColor','r') は、赤の外枠をもつ四角形の注釈を作成します。

各タイプの annotation オブジェクトは、異なるプロパティのセットをサポートします。プロパティの完全なリストと各タイプについての説明は、対応するプロパティのページを参照してください。

出力引数

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annotation オブジェクト。スカラーとして返されます。返される annotation オブジェクトのタイプは、最初の入力引数によって異なります。

最初の入力引数返されるオブジェクトのタイププロパティのページ
'line'注釈ラインAnnotation Line のプロパティ
'arrow'注釈矢印Annotation Arrow のプロパティ
'doublearrow'注釈双方向矢印Annotation Double Arrow のプロパティ
'textarrow'注釈テキスト付き矢印Annotation Text Arrow のプロパティ
'textbox'注釈テキスト ボックスAnnotation Text Box のプロパティ
'rectangle'注釈四角形Annotation Rectangle のプロパティ
'ellipse'注釈楕円Annotation Ellipse のプロパティ

詳細

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互換性についての考慮事項

R2014b 以降では、注釈が uipanel の境界を越えることはできません。代わりに、注釈は境界でクリップされます。それより前のバージョンの MATLAB® では、境界の内側 (または外側) に注釈を延長することができます。特定の Figure、uipanel または uitab 内に注釈を表示するには、入力引数 container を使用します。

参考

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R2006a より前に導入

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